有馬記念雑感

とにかくリスグラシューが強かったですね。

すみません。レース後の飲み会で頭痛がひどいので明日以降に。
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予想ですが、アーモンドアイが強いことはわかっていますが、とはいえ今回出走に至った経緯と単勝150円というオッズを考えるとリスクのほうが高いと思うので本命にはしませんでした。結局パドックまで見て状態の良さと（さほど速く流れないとみて）先団からのレースができて展開が最も向いてると思ったリスグラシューから絞って馬単を9,11,14に3点。あとは個人的にレイデオロが見限れなかったので馬連総流しとかしてました。金額はまあ有馬に失礼のない金額を。

外枠に先行馬が揃ったこともあり多少はペースが上がるかなと思っていたのですが、結局アエロリットが敢然と先頭に。これが1000m通過58秒5とかなり速くなりました。2番手を離していたので後続は1000m60秒くらいだったと思いますが、土日ともさほど速いタイムの出ていなかった今週の中山では相当早い時計だったんだと思います。結果として先行勢は壊滅、後方勢の競馬に。

一瞬アーモンドアイが前に来ましたが伸びを欠き、馬群の真ん中辺りからリスグラシューが抜群の手応えで先頭に。ここからは引き離すばかりの一方的な競馬になりました。その後ろは中団より後ろにいたサートゥルナーリアが伸びてきて、最後方からワールドプレミアが追い込んできますが、大きく離されたまま。結局リスグラシューが5馬身差での圧勝となりました。

有馬でのパフォーマンスという意味では、今回のリスグラシューは13年のオルフェーヴル、03年のシンボリクリスエスに劣らない素晴らしい内容だったと思います。宝塚以降は昨年までG1を勝ちあぐねていたのが嘘のような強さを発揮しました。これで引退はもったいないですがいい仔を出してほしいですね。2着サートゥルナーリアは天皇賞の内容がイマイチだったので正直古馬相手には通用しないと考えていたのですが思ってたよりは強かった。中山が向いているのもあるとは思いますが、ハイペースで3着から5着まで菊花賞馬が並ぶスタミナが問われるレースになった中での2着は価値があるでしょう。ワールドプレミアは武豊の決め打ちが功を奏した感。フィエールマンは凱旋門賞で早々にレースを投げた甲斐もあってしっかり復調してきた印象、キセキは出遅れなければ2着あったんじゃないかとリスグラ→キセキの馬単を握りしめながらムーアに少し恨み言を述べたいと思います。

アーモンドアイはどうしたんでしょうね。追切も悪くなかったし一緒に見ていた友人とパドックでの出来は問題ないという見解で一致したのですが、内面ができていなかったのでしょうか。スイッチが入ってしまったという言い方からして折り合いがつかなかったんでしょうが、なにかはっきりとした原因があるんですかね。シルクの規定で来年までは現役を続けるようですが、しっかり立て直してくれることを期待していますし、もう目標もあまりないでしょうし無理させるなら引退を視野に入れてもと思います。