今日もプレーなし

週末は家にいて競馬かゲームか読書しているという感じになるのですが、流石にそれだけだと息苦しいので天気が悪くなければ、平日は夜に30分くらい、土日は午前中に1時間くらい（なるべく人の多くなるような場所は避けて）散歩しています。別に家での生活に不満はないけど、それだけでも結構気持ちが楽になりますね。

外出ても夜は多くの店が閉まっていて結局コンビニで買い物するくらいしかできないんですが、まあ当面は仕方がないと思い聞かせてます。

明日からも基本的にテレワークです。

皐月賞雑感など

・皐月賞

本命はコントレイルでした。前が壁になる不安もさることながら1枠は過去30年でナリタブライアンしか勝ったことがなく少し自信が揺らいだのですが、ホープフルS時点での評価はこの通りでその評価を落とす理由もないので、そのままコントレイルを本命にしました。前日は大雨で馬場がどうなることかと思いましたが、今日は好天で稍重まで回復しました。基本的に馬場の影響はほぼなくなったと見ています。

レースはキメラヴェリテの逃げにウインカーネリアンなどがついていく展開。サリオスはそれを見る4番手、サトノフラッグは中団のやや前、コントレイルはその後方の内側12番手あたり。1000mの通過は59秒8と馬場を考えると標準的なものだったと思いますのでこの後方だと苦しいかもなあと思ってみていました。内側を掬っても壁になりそうな感じ。

ここで全体のペースが少し落ちるのですが、コントレイルはここで外に出し3角あたりから一気に前に進出します。直線に入る頃には大外を先頭に並びかけるくらいにいて直線へ、坂を登って先頭に立ちます。直線に入るタイミングでコントレイルに合わせられたサトノフラッグは少し怯んだのか伸びを欠き、馬群の真ん中をうまく縫ってきたサリオスが内から合わせて2頭の争いに。最後の最後まで食い下がりますが、どうにかサリオスを振り切ってコントレイルが皐月賞を制しました。

思っていたのは内をうまくさばくことだったのですが、外を回して壁を作らずに脚を使い切らせました。想像したのとはちょっと違いましたが上手く乗ったと思います。馬を信じて後方に控えて外を回したのなら好騎乗、かと思ったらどうも予定と違っていたらしいジョッキーのコメントでしたがまあいいでしょう。大外ぶんまわしで勝ちきったのは着差以上に強く二冠も見えてきました。

サリオスはレーンの上手いコース取りもありましたが最後まで止まりませんでした。敗れたとはいえいい内容だったと思います。朝日杯のときにも書いたとおり血統的には2400も全く問題ないはずで、今回の皐月賞組でコントレイルを逆転できるとすればこの馬だけでしょう。サトノフラッグは5着まで負けたのは展開のアヤと思いますが、とはいえ上位2頭とは差があったように思われます。

それにしても上位2頭がホープフルSと朝日杯からの直行となると、トライアルの形骸化も極まれリという感があります。陣営はどうあれ力を出すための最善の方法を考えていくことでしょうが、レース体系については考える必要があるように思います。


・中山グランドジャンプ

オジュウチョウサンにとっての敵はこの日の大雨だけだと思ってましたが、2番手につけて危なげなく飛越をこなし2周目3角で先頭に。そこからも余裕を持って差をつけました。メイショウダッサイだけがついて行きましたが3馬身差からは詰まらず。オジュウチョウサンが史上初の同一重賞5連覇を成し遂げました。まだまだ後続とは差があり、引退さえなければ勝ち続けそうです。
一方で大雨の影響か3頭が落馬、ことに昨年の中山大障害馬シングンマイケルは最後の障害で着地に失敗し故障して予後不良の診断となりました。これも競馬、とは思いますが勝ち時計が5分2秒9もかかった過酷な馬場だったことを考えると、大雨時の障害レース開催については人馬の安全の面から一考の余地はあるのかもしれませんね。