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紀勢本線ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

余った18きっぷ2回分を消化するべく旅程を検討し、今回は紀勢本線を一気に乗ることとし、その周辺の未乗区間や鉄印を組み合わせるという計画を立てました。そして9,10日の2日間で行く予定で9日のホテルを確保……していたつもりだったのですが、7日22時ころに予定前日のメール。「あれ?」と思って確認したところ8日の予約をとってました……。まあ、気づいてよかった。すでにキャンセル料がかかるようになっていたので、仕方がなく急遽準備して8,9日の2日間で出かけることになりました。


【1月8日】東京→大垣→美濃赤坂・樽見鉄道→名古屋→鈴鹿→多気→新宮

気づいたのが前日の深夜であろうが出かけるのは始発。というわけで、6時の新幹線で西に向かいました。

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指定席が埋まっているかどうかは確認しませんでしたが、のぞみ1号の自由席は新横浜でほぼ満席でした。3連休ということもあり旅行需要はかなりあったようです。
さて、例によって乗車前に駅弁を購入しているわけですが、今回購入した弁当は山賊焼弁当。この旅程では、昼に食事を取る余裕はおそらくないと思っていたので、朝だけど重いものでもいいかと購入したのですが想像通りに重かったです。朝イチに食べるものではないかもしれませんが、ボリュームたっぷりでしたね。

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名古屋に到着後、大垣に移動。まずは未乗だった東海道本線の赤坂支線へ。大垣にはかつて仕事で頻繁に来ていたのですが、ここのお客さんはうまく行かないことが多く帰りに電車に乗ろうという余裕があることが少なかったので乗り逃していました。ようやく来た美濃赤坂駅は広大な敷地と古い駅舎があり、貨物隆盛の往時を思わせる趣のある駅でした。もちろん貨物の超大編成も止まっていましたし今でも現役ではありますが。

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大垣に戻って、次は樽見鉄道へ。ここには養老鉄道の駅もあり当初はそちらも乗る予定だったのですが(桑名から快速みえで鈴鹿へ移動するという想定もありました)、そうすると新宮到着が2時間位遅くなりそうなので、今回は伊勢鉄道の鉄印と新宮到着を早めることを優先にし養老鉄道は見送りました。いつか乗りに来ましょう。樽見鉄道のホームは旧国鉄路線だったためJR大垣駅の敷地内にあり、樽見線のホーム脇の事務所で1日乗車券を購入していざ列車へ。

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乗客の多くは大規模商業施設のあるモレラ岐阜駅で降りていきましたが私はまずは樽見鉄道の拠点がある本巣まで乗車。ここで鉄印をもらい、40分の待ち合わせでさらに先まで乗車。

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本巣をでて徐々に標高が上がると、少しずつ雪景色となっていきました。渓流と遠くに見える雪山という組み合わせが目に優しく良い眺めでしたね。
樽見駅からは根尾谷観光や周辺の温泉地へ向かう人達がバスに乗り換え、折り返すのは私を含めて数人でした。無人駅なのでとくに売っているものもなかったことからそのまま引き返すことに。

折返しの列車は対向列車が救護を行った関係で途中かなり遅れたのですが、なんとかすれ違いの運用変更などでカバーし数分の遅れで大垣に戻ってきました。一時は30分以上遅れそうだったのでその後の旅程が大きく変わりそうだったのですが、無事つながって良かったです。

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名古屋に戻り、関西本線の快速で四日市(JR)へ。ここで伊勢鉄道に乗り換えて鈴鹿駅へ。鉄印を購入しました。これで10社目(/40社)。先は長い。次の列車が来るまで駅舎内にあった伊勢鉄道関連の展示などを見物したあとさらに先へと移動します。

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快速みえに乗車し紀勢本線と参宮線の分岐駅である多気に到着。参宮線の起点であり特急も停まるので、駅前になにかあるだろうと思っていたのですが、デイリーヤマザキしかありませんでした。むしろ唯一存在する店がデイリーヤマザキだったことに驚きましたが、特急が停まる駅だからといって何もないのはよくあること。コンビニがあっただけでもよかったです。飲み物とパンをひとつを買って乗り継ぎを待ちます。

まあ、ここでなにか買おうかと考えたのは、松阪で途中下車して食べるか新宮まで行ってから食べるかを検討して後者を選択した結果なので、多少腹が減ってきたとはいえここで特になにかなくてもよいのです。先へ進みましょう。

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多気から先は初乗車。3時間半の長旅です。途中の紀伊長島、尾鷲で10分程度の停車時間があったので外に出て飲み物を補充したりしながら進んでいきます。そしてすっかりあたりも暗くなった20時過ぎにようやく新宮に到着。駅名標がみあたらず同じ列車に乗っていた方と探したものの見つからなかったりしましたが(翌朝駅の端の方でみつけました)、記念すべき初の和歌山県到達でした。47都道府県最後の未踏県だったのでこれでようやく全都道府県に足跡を残せました。


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ホテルに荷物をおいたあと、駅前の寿司屋かつ田さんで清酒那智の滝でまずは一献。上にぎりとイラギ(サメ肉)の干物をいただきました。閉店間際だったのですが、対応いただきありがとうございました。どちらも美味しかったです。またホテルへの帰り際にマジックピエロさんでソフトクリームを。これも美味しかったです。


まだ空いている飲み屋はいくつかありましたが、翌日も早いのでホテルに戻ることに。この日のホテル自体も部屋が広く大浴場もあってよかったです。風呂に入ったあと満足して23時過ぎに就寝。

初日はここまで。翌日は紀勢本線を乗り通したあと新大阪まで移動して新幹線で東京に戻る予定になります。

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五能線ぐだぐだ紀行(その3) [旅行]

【12月30日】盛岡→花輪線→秋田内陸縦貫鉄道→角館→東京

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3日目のスタート。この日は当初は6時50分発の列車で移動する予定だったのですが、明け方まで盛岡も雪が降っておりこの先も万が一雪で動かなくなったらどうしようかという思いと、阿仁合で鉄印を購入する際にどちらにしても1本(=2時間弱)待たないといけなくなりそうなので早めに動いておこうということになり、5時発の列車としました。そのため4時40分くらいから盛岡駅で改札を待っていました。クソ早いのですが、同じように始発を待っている人は少なからずいました。


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好摩までいわて銀河鉄道線を通ったあと花輪線へ。4両つないだ列車の後方2両は乗車不可でしたが、これは途中駅までの折返し始発のための送り込みでした。途中で切り離し2両編成で大館に向かいます。7時前にようやく外が明るくなってきましたが、やはり雪に覆われた世界が広がっていました。


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大館駅に到着。大館といえばQMAプレーヤーにはおなじみ大館樹海ドームですが、40分ほどの待ち合わせ時間で行って帰れるほどの距離ではなかったので、NEWDAYSで買い物して素直に待合室で待機。
特急の通る時間帯ではなかったのですが、秋田に向かう旅客が結構いました。高速バス等の運行状況は確認していませんが、帰省シーズンということもありこちらが想像していたよりは乗客はいるようですね。

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20分ほど奥羽線に乗車し鷹巣(JRは鷹ノ巣)へ。1時間半の待ち合わせ時間があるので、駅から続く商店街を歩いてきましたが、9時を回ったくらいで殆どの店が空いておらず、また空いている喫茶店も「県外客おことわり」の張り紙が貼ってあったので断念。空いていたのは産直センターくらいでしたので、そこで朝飯代わりに地元産のまんじゅうとどら焼きを買って駅に戻りました。まんじゅうは美味しかったのと駅でも単品で売っていた(多分阿仁合駅とかでは箱で売っている)ので追加購入。

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定刻通りに列車は発車しました。地元の客と旅行客は半々くらいだったでしょうか。雪景色の中を進んで行きます。

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列車は阿仁合に到着。ここで車両交換し角館に向かうのですがその待ち合わせ時間は5分。なので、鉄印をもらって次の列車(約2時間後)を待つつもりでいたのですが、駅員さんからは角館に向かうなら鉄印買っても次の列車間に合うよとのこと。結局5分の待ち合わせの間に鉄印を購入することができたので、そのまま先に進むことにしました。まあ、駅舎内のレストランとか、阿仁鉱山関連の展示とか見るところもそれなりにありそうな感じだったので時間潰せるとは思っていたのですが、先にすすめるのであればそれもいいでしょう。いつかまた来ることにしたいと思います。

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阿仁合発車後は、途中の眺めのいいところで列車を止めてくれたりするので、雪と渓流の景色をながめたり、途中の列車交換の駅で降りて雪に埋まった風景を撮影しつつ角館へ到着。予定より2時間早まったため、新幹線も早い時間のものに振り替えて東京に戻りました。


津軽線に乗車できなかったことは残念で、18夏、19夏に続いて長期の旅行で乗れない列車がでることになりましたが、見られる車窓はこの時期にしか見られないものだと思うので旅行できたことは良かったと思います。(そこで暮らしている人の苦労はあるでしょうが)南関東では決して見ることはできませんしね。


さて、18きっぷは3回分使用しました。残り2回は両親が使いたいというのであげるつもりだったのですが、結局使わないということになったので急遽1月の3連休でまた出かけることにしました。それについてはまた別項で。それでは今回もお付き合いいただきありがとうございました。


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五能線ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

【12月29日】秋田→五能線→青森→盛岡

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朝の秋田駅は雪はやんでいましたが、夜半にさらに降っていたようで再び道路上まで白くなっていました。ホテルの朝バイキングで朝食としたあと、乗り鉄旅ではやや遅めの8時前に駅に向かいます。

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8時ごろにリゾートしらかみが入線してきました。大きな窓に脚を目一杯伸ばしても余裕のある広い席間。以前に乗ったリゾートあすなろもそうでしたが、やはり居住性は素晴らしいです。海が見えるサイドの窓側を確保していましたので、とても楽しみです。

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出発後に車内の売店でりんごジュースやお菓子、その後には日本酒(大吟醸白神)などを購入し、地元の産品を食べながら車窓を眺める体制を整えます。弁当などもありましたが、朝バイキングで食べていたので弁当はこの日は自重。

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東能代でスイッチバックし五能線に入り、バスケの街である能代をすぎるといよいよ車窓に日本海が広がります。このあたりから再度雪が降りしきるなかで、暗い海と白く染まった海岸の風景が流れていきます。この時期ならではの幻想的な風景でした。

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海が見え始めて離れるまで約2時間半くらい、車窓を堪能しました。その後、川部に到着して五能線区間は終了、弘前に寄ったあとさらに折り返して青森まで乗車。5時間の長旅でしたが楽しかったです。

さて、このあとは津軽線へ、というところだったのですが、結局この日は蟹田から先は終日運休。まあ、これは仕方がないでしょう。翌日は動いたのですが、待つわけにもいきませんしね。本来は津軽線乗車後に奥津軽いまべつから新幹線に乗る予定でしたが、津軽線は諦めて食事後にすぐ盛岡に移動することにしました。ということで、移動前に食事をするべく改札の外へ。

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青森市内は秋田などよりも遥かに雪が積もっていて歩くのも一苦労でした。雪のせいか年末だからか空いている店も少なく感じられました。最初は雪の中の青森港はどんな感じなのか見てみたかったのですが、公衆トイレが雪で半分以上埋まる状況では港には入れず。結局、新鮮市場内で買った海産物を宅配便で送ったあと海鮮丼、その後アスパムまで行ってホタテ味のソフトクリームを食したりお土産を買ったりなどしましたが、移動にとにかく時間がかかるので4年前に来たときのようにはウロウロできませんでした。

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食事ですが三色丼はとりわけホタテの歯ごたえがよく、もちろんマグロもサーモンも脂が乗って美味しかったです。またソフトクリームは甘じょっぱいものの私の味覚ではホタテの味は判別できませんでした。美味しかったけど、個人的には塩ソフトとのちがいはありません。


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そんなこんなで2時間ほど青森に滞在したあと盛岡へ移動。盛岡についた時点で17時と時間に余裕があったのでいわて銀河鉄道の鉄印をもらいに盛岡の隣駅の青山駅へ。鉄印を扱っている出口と別のところから出てしまったので少し手間取りましたが、無事入手。ただ、盛岡も結構な勢いで雪が降っていましたので、この駅の近くにあるゲーセンにはよらず盛岡に戻ってホテルに入りました。


夕食は雪の中出かける気にならなかったので、この日のホテルが駅併設のメトロポリタンホテルだったこともあり、駅ビル内で名物をということで盛岡冷麺の店に入りました……がなんかいまいちでしたね。自分の好みの問題でそういうものなのかもしれませんが。石焼ビビンバのほうがよかったかも。というわけで写真は割愛。


ということで、2日目の旅程は終了。最終日である30日は花輪線乗車と秋田内陸縦貫鉄道の鉄印をもらったあとで東京に帰るという予定になります。


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五能線ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

とりあえず27日に仕事納めができるので、年内に旅行に行きたいということで計画していたものです。この時点でJR東日本の未乗路線を、今後乗る計画として以下のように分けていて、

(1)三陸鉄道隣接:山田線、釜石線、八戸線
(2)その他東北の枝線:気仙沼線、大船渡線、北上線、花輪線、五能線、津軽線
(3)ガーラ湯沢

この中で一番めんどくさいのはガーラ湯沢であることは意見の一致をいただけるのではないかと思いますが、今回は(2)の計画を実行することにしました。青春18きっぷとともにいざ北へ。

【12月28日】東京→古川→前谷地→気仙沼→一ノ関→北上→横手→秋田

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前日まで降っていた大雪が気にはなっていましたが、峠はこえていると思われるのと宿のキャンセル代の問題もあるので出発しました。まずは気仙沼方面に向かうために古川まで。

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車内では例によって駅弁を。米沢の牛焼肉弁当。米沢の駅弁というと牛肉どまん中が有名ですが、こちらもあまがらい味付けとごぼうの食感が良く美味しかったです。

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東京駅を出た時点では北上線が午後から運転再開という以外は正常運転となっていたので、わりと安心して出発していたのですが、那須塩原の手前辺りから雪景色となり、福島県に入る手前くらいから雪が降り出し、徐々に積雪も増え、また山形新幹線の待ちあわせなどもあり数分とはいえ新幹線も遅れがでています。不安の募るなか、7分遅れで古川駅に到着し(まあ、連絡はとってくれるだろう)などと考えつつ在来線に乗り換えようとしたのですが、

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ポイント故障と(ここには書かれてないけど)倒木のため、6時台から陸羽東線が止まっていました。JR東日本のHPでは7時過ぎまでそんなこと書かれてなかったんですけどね…。しかし、ここが止まってしまうと新幹線でしか脱出できない。どうしたものかなと思っていたところ15分ほどで運転が再開しました。

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これなら予定の小牛田8:45発に間に合うかなと思いながらホームにおりたのですが、駅の外もホームも線路も車両も雪だらけ。いや、よく動いているなと思います。日本の鉄道は優秀です。とはいえ、今回は流石に遅れは仕方がない(実際、このとき乗った列車も本来なら6時台の列車でした)。

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続いて、石巻線の乗り継ぎ駅小牛田に到着。やはりホームは雪で覆われており、石巻線も50分遅れておりました。それでもその先の気仙沼線はBRTが定時に動いていること、元々気仙沼で余裕をとっていて当初の予定より1本後のBRTでも遅れは回収できることから、先に進むことにしました。

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小牛田出発後に日が差してきました。車窓は真っ白。生活するには大変なのは間違いなく軽々しいことは言えないですが、普段雪のないところで生活していると雪に埋もれた風景に惹かれるものはありますね。この先3日間、雪の風景がついてきますが見飽きることはありませんでした。

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気仙沼線の乗換駅、前谷地に到着。ここでBRTに乗り換えます。本来は柳津まで列車があるのですが、この時間はBRTしかないため、今回は雪の事情もあり気仙沼線列車部分に乗った扱いとします。まあ、厳格なルールがあるわけでもないしルート同じなのでいいでしょ。

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しばらく進むと海が見えてきました。しかし、真新しい防潮堤や、一部の建物に貼られた津波の高さを示すサインなどに震災の記憶を思わせます。やはり粛然とする気持ちになりますね。

さてBRTは一般道路と、鉄道線から変換された専用道路を通りますが、専用道路を通っている間でもそれなりに揺れました。これは雪が積もっていたからというのもあるのかもしれませんが、やはり鉄道のほうが乗り心地はいいのかなあと思います。ただ、線路のない場所まで行けるBRTは地域交通にはメリットが大きいでしょう。そういう意味では、この転換は悪いものではないと思います。

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気仙沼に到着。ここで時間を調整して2時間後の列車で動くことにしたため食事タイム。駅前の観光案内所で話を聞いたところ、少しBRTで戻って海市場のほうに行くとよいのではということで、そちらの方に行きました。写真はカネト水産さんで「仲買丼松」を。美味しかったです。

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その建物にもこういうサインが。この建物でも地表にある自販機の倍ぐらいの高さまで津波が来たようです。徐々に復興し、町は動いているわけですが、時々振り返らないといけないこともあるのでしょう。


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食事後気仙沼駅に戻って、大船渡線に乗車。内陸に戻ると再び雪景色となります。列車は数分の遅れが終始発生していましたが、その後一ノ関、北上、横手と乗り継いで、19時20分頃秋田に到着しました。(一ノ関以降は外が暗かったため、車窓の写真はありません)

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最初は駅ビル内の秋田料理の店でと思ってたのですが、もう閉店していたので、ホテル近くの西馬音内そばのお店で日本酒とそばを頂いて夕食としました。先にお酒を飲んでいたせいか、すっかり食事の写真を取り忘れていたのですが、まあいいでしょう。そばは美味しかったです。


古川で列車が止まっていたときにはどうしたものかと思いましたが、ひとまずここまではなんとか無事に列車に乗ることはできました。翌日も無事に列車に乗れることを祈りつつ就寝。29日は今回のメインとも言うべき五能線の観光列車リゾートしらかみに乗車します。


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ぐだぐだ紀行2021秋 [旅行]

JRの乗りつぶしは休みを使わないと埋められないようなところが残ってしまっているので、その合間には日帰りで近場の鉄印帳をあつめる乗り鉄に行こうということしています。そんな11月に日帰りででかけた乗り鉄の記録になります。

【11月6日】わたらせ渓谷鐵道、真岡鐵道

まず東武特急りょうもうで相老まで乗車、ここでわたらせ渓谷鐵道の乗車券と鉄印を購入してさらに大間々へ移動。

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この日、りょうもうは空いていましたが、リバティあいづやけごんは昼過ぎまで満席でした。ちょっと前までは余裕で当日でも席が取れてましたので、ワクチン接種が進んで旅行需要も回復してきていているのだと思います。

本当はここで「わ鐵」のトロッコに乗ったり神戸の弁当でも食べたいところですが、以前に乗っていることもあり、今回はここで引き返して真岡鐵道の方へ。桐生、小山、下館それぞれで40分程度の待ち合わせ時間があり、距離の割には移動に時間がかかってしまいました。せめてJR両毛線と水戸線はもう少し待ち合わせが良くてもいいと思うんですけどね。

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関係ないけど小山駅にあったポスター。なんかのランキングでは魅力ないとか言われていた茨城県ですが、そんなことはないと思うんですけどね。ムキになることもないと思うんですが、あまり気分のいいものでもないでしょう。

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続いて真岡鐵道の鉄印をもらいに真岡駅に。駅舎内にSLが展示されていますが、そもそも駅舎(本社ビル)もSL型です。実際にSLを走らせてもいますし、こだわりと誇りが感じられます。

真岡鐵道も以前乗り通しているので、今回は鉄印をもらって引き返し。このあとは未乗だった関東鉄道竜ヶ崎線に乗るために下館から水戸線・常磐線経由で龍ケ崎・佐貫へ。

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QMAの大会で何度かここには来たことはあったのですが、乗ってはいませんでしたのであらためて乗車。これで茨城県は全線乗車。

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鉄印は並びで2社分。これで5社。


【11月23日】いすみ鉄道、京成グループ各線、流鉄など

11月限定でサンキューちばフリーパスという、JR+民鉄4社(いすみ、小湊、銚子、流山)+房総方面のバスが2日間乗り放題というきっぷが発売されていましたので、それを使っての乗り鉄になります。

西船橋できっぷを買ったあと、海浜幕張から特急で大原へ。特急は自由席は満席でした。8割ゴルファー、2割釣り客という感じで、あらかた茂原あたりで降りていきましたが、やはりこちらも需要は戻ってきているようです。

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まずはいすみ鉄道へ。車内販売のタコぐしなどを食しながら、今面白い町であるところの大多喜へ。ここで鉄印を入手してさらに移動。

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小湊鉄道に乗り換えて五井へ。五井では白亜紀の時代区分に追加されたチバニアン(千葉時代)を強調する広告などが貼っていました。まさにいまや時代は千葉。世界に冠たる千葉時代と言っていいでしょう。

続いては、京成(きんちょん)グループで乗っていなかったところということで、千原線、芝山鉄道、空港線などを。

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千原線は15分で440円という、東葉線、北総線に負けない千葉を代表する高額路線です。芝山鉄道は空港関係者のための鉄道という印象。駅から成田空港の貨物便ターミナル周辺が見えて良い景観なのですが、どこかディストピアSFに描かれる放棄された空港のようなイメージを幻視できます。そして東成田駅から成田空港(第2ビル)駅へ。今は剥がされた広告の跡がかつての栄華と人が新駅に移った現状を強調します。

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東松戸まで乗車して京成各線はこれで完乗。このあと流山電鉄と新京成を乗り通してこの日は終了となりました。流鉄も頻繁に流山には来ていたのですがゲーセンの最寄りではないので乗っていませんでした。これもようやくという感じです。

千葉県内は、まだ乗っていないのは千葉モノレールとユーカリが丘線。そのうち機会を作って乗りに行くことにしましょう。


今回はここまで。お付き合いいただきありがとうございました。



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ぐだぐだ紀行2021夏(その3) [旅行]

【8月9日】浅草→新藤原→会津田島→会津若松→浅草

長期の夏休みが取れなかったので単発で乗り鉄に。近場の鉄印ということでいくつか計画を立てた中から野岩鉄道と会津鉄道へ行くことにしました。きっぷは東武の会津・喜多方フリーきっぷを使用しています。

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社並でおなじみ(#QMA脳)、Revatyに乗車。従来のものより席間が広く電源も各席に合って大変快適でいいですね。

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まずは新藤原駅まで。ここで野岩鉄道の鉄印を入手。窓口で鉄印帳を渡して押してもらいました。自分しかいなかったので、手続きはスムーズでした。5分くらいで完了して、AIZUマウントエクスプレスの到着まで1時間位あるのでしばらく周りを見てこようかと考えてたのですが、あまりにも何もなさそうだったので、一旦鬼怒川温泉まで引き返して起点からAIZUマウントエクスプレスに乗ることにしました。

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AIZUマウントエクスプレスは快速ですが、特急のような内装と広い窓で快適に車窓が眺められるようになっていました。混雑しておらず席が選べるような状況なら1号車のほうがおすすめです。栃木県内は渓流と山林の(といっても野岩鉄道区間はトンネルが多いのですが)、福島県内にはいると南会津の田園風景が広がります。

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列車は会津若松を越えて喜多方までいくのですが、私は会津田島で下車して鉄印を。ここでも窓口に預けて10分ほどで押してもらいました。なんで、乗り換え時間数分ということだと鉄印をもらうのは難しいと思いますので、鉄印目的で訪れる場合は時間に余裕を持ったほうがいいでしょう。今回は会津若松までの乗り継ぎに時間が合ったのでお土産屋で土産を買ったり、地酒の自動販売機で日本酒を購入して飲んだりしながら時間つぶし。


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最初は普通列車で行くつもりだったのですが、トロッコ列車の席が空いていたのでそれに乗ることにしました。展望席(前面展望が見られる)、お座敷席、トロッコ席とありましたが、私はトロッコ席に乗りました。この日は雨だったので、ちょっと車両内に雨が吹き込んできましたが、眺望が窓を隔てずに見られることと顔に当たる風が気持ちよかったです。


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観光列車らしく景観の良いところで止めてくれたり、途中の駅で名産品を売りに来たりということがあり楽しかったです。途中駅でアニメのタイアップがあったりとかもしました。ラッピング電車とかも走っているようですが、最近はどこの鉄道会社もこういうタイアップ多いですね。効果があるのは、ライオンズがひところアニメタイアップよくやっていたので理解できるところではあります。


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というところで会津若松に到着。今回は30分の待ち合わせですぐに折り返したため、土産屋とコンビニだけ入って駅ビルの外には出ませんでした。というか新藤原でちょっと外に出た以外、妙典駅に入ってから、駅の構内から外には出ることはありませんでした。このご時世だからそんな旅行もいいのではないでしょうか……、いや私の場合はいつもそんな旅行しかしてませんが。



浅草~会津若松間4時間くらいで、路線の意味合いとしては会津地方から東京への安価な移動手段というところが中心なのかとは思いますが、周辺の温泉地や車窓そのものの見どころなども含めて観光客を呼べる力はあると思うので、コロナ禍を乗り切ってほしいと思いますね。


では、今回もお付き合いいただきありがとうございました。
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ぐだぐだ紀行2021夏(その2) [旅行]

【7月23日】金山→武豊線→名鉄→天竜浜名湖鉄道→静岡鉄道→静岡→東京

2日目は金山を出て未乗路線をのりつつ東へ。

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近郊のベッドタウンへ向かう路線という風情でした。まあ名古屋への通勤圏ですしね。ちなみに「次は 武豊」は競馬のなにかに使えそうです。まあ、次はユタカじゃないけど。

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金山に戻って豊橋へは名鉄で。特急にミューチケットで乗ってきました。名鉄名古屋本線の過去の乗車区間は東は中京競馬場前まで、西は笠松までと乗った理由が非常にわかりやすいことになっていましたが、東の中京競馬場前から先を初めて乗りました。

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豊橋到着後は再び東海道線へ乗り換え、新所原に移動し天竜浜名湖鉄道へ。
ゆるキャン△の舞台になったそうでタイアップした一日乗車券を購入して乗車、穏やかな浜名湖の湖面を眺めながら天竜二俣へ。

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ここでもゆるキャン。鉄印を購入するついでに降りたのですが、次の列車まで1時間あるので散策しようと思い、かつて今川と武田、あるいは徳川と武田が争った二俣城の跡地へ行ってきました………が、城跡というのは当然山の上にあるので、夏場に特に考えなしに行ってはいけないというのは過去の経験からもよく理解していたはずなのに軽率に行ってしまってシャツは汗でぐちゃぐちゃでした。階段と坂道上がるだけで息も絶え絶えです。


その後、乗り継いで静岡へ。静岡では静岡鉄道に乗車。

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なんとなく路面電車に近い車窓でしたね。車両もきれいでした。

この後は草薙で降りて数分のところにある東海道線の草薙から上り電車にと思ってたのですが、思ってた以上に疲れて眠かったので、静岡から新幹線で帰ることに。

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N700Sでした。初めて乗りましたが各席に電源があり席間も心持ち広くなっていて快適でした。しかし、この時間だからなのかこのご時世だからなのかわかりませんが、静岡から乗ったこだまはがらがらでしたね。静岡で16号車には2人しか乗っていませんでしたし。こんな状態だといずれこだまはさらに減便されたりするんでしょうか。

そんなこんなで18時過ぎには帰宅。前日に飲めなかった七笑を冷やして飲みました。辛めの味わいでしたが美味しかったです。

ひとまずはここまで。JRの乗りつぶし、東海は残り美濃赤坂支線と紀勢本線の多気以南。この両者はいずれ合わせて乗ることになるのではないかと思います。

8月9日の分は、またいずれ。今回はここまでお付き合いいただきありがとうございました。


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ぐだぐだ紀行2021夏(その1) [旅行]

長期の夏休みが取れなかったので今回は短期の乗り鉄に行ってきました。まずはオリンピック開幕4連休の内の2日間を利用して中部地方へ。

【7月22日】東京→豊橋→岡谷→塩尻→奈良井→金山

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今回はJR東海の東側の未乗区間を乗りつぶし。まずは新幹線で豊橋へ。よく晴れていて富士山もきれいでした。ひかりにのるには久しぶりですね。QMA関係の人たちと広島市民球場行ったときに乗ったレールスター以来かもしれません。

今日の旅程ではちゃんとした食事はできなさそうなのでせめて最初くらいは駅弁を。

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しらす弁当。桜えびが美味しかったですが、パッケージ写真にあるほどには目立ちませんでした。もう少しあってもいいのに。

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豊橋から飯田線へ。子供の頃から時刻表を眺めては、このやたら駅の多い長い路線はどんなのなのだろうと想像していましたがついに乗ることが出来ました。

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最初は田園風景が広がっていますが、やがて渓流に沿って走るようになり、やがては森林を切り分け眼下に天竜川を見るような風景が広がっていきます。特に中部天竜より北、天竜峡までは有名な秘境駅もいくつかあるなど飯田線のイメージを代表する区間と言っていいでしょう。物珍しい車窓とここを切り開いた先人たちの苦労に思いを馳せつつ北上。

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4時間かけて天竜峡に到着。天竜峡の展望台と食堂や売店などがありますが、ここから岡谷方面への乗り換えが25分しかなかったので食事などは断念し駅近くを散策して更に北へ。時間があればレンタサイクルでこのへん回ったり渓流下りとかしても良いかもしれません。

ここから先、飯田を経由して岡谷に至る路線は南側と比べると比較的普通のローカル線の風景でした。秘境を楽しみたいなら、やはり南側ですね。

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さて延べ7時間半の乗車を越えて飯田線を完乗。辰野から塩尻に直接行く乗り継ぎ列車がなかったので岡谷まで回った後に塩尻へ。最初はこのまま中央西線を乗り通しこの日の宿泊地である金山に向かうつもりだったのですが、一気に行くのももったいない気がしたので少しくらい観光要素をたびに加えるべく「ぱらのま」でチョロっと出ていた奈良井宿によってみることにしました。次の電車まで2時間近くあるので散策と可能なら飯でも。

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夕方の薄暗くなっていく空に江戸時代から今に残る宿場町の雰囲気があっていてとても風情のある町並みでした。歩いていて本当に気持ちが良かったです。ただ、ここはやはり今も昔も宿場町で、夕方以降になるといるのはほとんどが宿泊客なので(実際、このあと乗る列車に奈良井から乗ったのは自分以外に1人か2人だった)、そういう人たちは宿で食事を取るので残念ながら信州そばを中心とした飯屋はほぼあいていませんでした。ラーメン屋は開いていたけどここで食べるのはちょっと違う気がしたので、あいていた酒屋で地酒を買って撤収。

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奈良井から乗車後は木曽福島で特急に乗り換え(切符は岡谷で購入済みだった)、中津川までショートカットすることで普通列車の乗り継ぎより1時間早い21時過ぎには金山に到着する算段だったのですが、ちょうど自分が奈良井に降りた直後から中津川近辺の豪雨で中央線が止まっており乗る予定だった特急も木曽福島で足止め。(これを考えると奈良井によらなくても結局どこかで運転見合わせを食らってたんで、その意味でも奈良井に寄ったことは正解でしたね。)

しかたないのでこの時間を利用し木曽福島の土産屋で買い物などをしながら運転再開を待ちます。21時過ぎに動き出したあとも徐行や運休などで中津川から先の乗り継ぎがうまくいくか不安だったのですが、なんとか乗り継いで金山についたのはすでに23時半近く。食事もセガ金山もいける時間ではないので、コンビニで軽めの食事を買ってすぐ就寝しました。地酒も夜飲むつもりだったけど結局言えに持ち帰ることに。


翌日は次項に。

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京急ぐだぐだ紀行 [旅行]

このまま忘れてしまいそうなので、というかすっかり書くのを忘れていた乗り鉄ログを。

【11月23日】京急各線
もともとこの日は直近に鉄印帳を書泉グランデで購入したのでそれに印を押したくなり、第1候補としては「サンキュー千葉きっぷ」というのを使っていすみ鉄道やその他千葉方面の未乗区間を乗ろうと思っていたのですが、養老線の運休の関係でうまく乗り継げないので断念。次に北関東のわたらせ渓谷鐵道とか真岡鐵道を考えたのですが、どうも帰りが遅くなる。ということで鉄印帳は諦め、距離の割にスピードが速く乗り継ぎもよく、美味しいものがある京急にしました。品川から羽田空港と金沢八景までしか乗ったことがなかったので、それ以外の区間を。ということで品川駅でフリーきっぷを買って出発。

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まずは大師線へ。小島新田まで乗って折り返し、時間もあるので川崎大師に寄ってきました。(なおフリーきっぷのルート外なので、この区間は別途駅で精算しています。気にする人がいるかわかりませんが)

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子供の頃に行ったことはあるはずなのですが、全く中は覚えていませんでした。参拝し、これで関東三大厄除け大師の2つを制覇。記念にソフトクリームを食して撤収。旅先にソフトクリームがあると食べたくなりませんか?私はなります。

本線に戻って、逗子・葉山、浦賀へ。

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品川駅で見るこの辺りの駅名は結構な末端感があるのですが、基本10分間隔で電車が走っているのは凄いなと思います。まあ、イメージほど品川からの距離もないので他社線区の末端部とは少し事情は違うかもしれませんが。

この辺りで強豪QMAプレーヤーのゆさんから連絡があり飯でも食いましょうということだったので、じゃあ三崎港で海鮮でもということで待ち合わせ。全国大会中の忙しいところありがとうございます。

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三崎港まで乗車して京急線は完乗ということに。その後三崎港をぶらぶら歩きつつ、ゆさんに連れられて人気店に行ってきたのですが大混雑、並んでまでという感じだったので港のバス停付近に戻ってきて別のお店(七兵衛丸)に。まあ、そこも混んではいましたが程なく入れて「欲張りマグロ丼」なるものを。ちょっと撮る角度に失敗しましたがねぎとろから大トロまでガッツリ乗っていて美味しかったです。

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その後は降りたことのなかった横須賀で降りて少し散策し、品川でゆさんと別れて帰宅……のハズだったのですが、なぜかゆさんと西日暮里で1時間ほどQMAしてました。どうしてこうなった。


というわけで今回は以上です。お付き合いいただきありがとうございました。来年はもう少し出かける機会を増やしたいし、気楽に行ける世の中になっていてほしいですね。


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ぐだぐだ紀行2020秋(その2) [旅行]

【9月21日】高岡→氷見→富山→美濃太田→多治見→名古屋→東京

2日目。まずは、この旅行のメインとも言うべき氷見線と氷見港へ。

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高岡郊外の町並みを抜けるとやがて日本海が広がってきます。この日は晴れていて打ち寄せる透き通った水が輝いていてきれいでしたね。良い車窓でした。

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漁港へ向かう海岸沿いの道を15分ほど歩いて氷見漁港へ。ここにある魚市場食堂が良さそうだったので行ってみたのですが、「入荷待ち」とのこと。着いたのは8時20分くらいでしたが、6時半開店でそこまで食材が持たなかったようです。ホテルで朝飯バイキング食ってからとかでなくもっと早くくるべきでした。まあ、しょうがないですが残念です。いつかまた来ます。

仕方ないので道の駅・ひみ番屋街へ。こちらも唯一空いていた食堂は大行列で入る気が萎えてきました。とはいえ、ここまで来て何も食べずに帰るなんて考えられない。どうしようかと思っていたところ、刺身を持ってフードコートに移動する人たちの姿が。あー、食堂が空いてないなら刺し身と寿司の弁当でも買ってくればいいじゃない。

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というわけで買ってきたのが。まずかぶす汁。カニだしのスープにつみれや白菜などが入ったもので、だし汁が甘くて本当に美味しかったです。また、地魚ずしの盛り合わせ、いかのてりやき、きじはたの刺し身を買って来ました。きじはたの刺し身は食べたことがないので選んだのですが、歯ごたえがあり甘さ少なめで、日本酒によく合いそうな魚でした。

というわけで満足したので、氷見市街を散策しながら駅に戻りました。

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氷見は藤子不二雄A先生の出身地ということで、町の中にキャラクターの銅像やオブジェが多くありました。また川にかかるからくり時計なども。境港の水木しげるロードほどの作り込みは感じませんでしたが、記念館などもありますしファンなら訪れる価値があるでしょう。からくり時計は1時間に1回動くのですが列車の時間などを踏まえると見ている余裕がないので、動作を待たずに撤収。

このあと富山駅へ。ここで炎天下を歩き回ったせいか結構疲れてしまっていて、帰りの列車までぼんやりしてました。本来だったら万葉線とかライトレールとか乗りに行って時間つぶしてもよかったんですが、またいずれ。いまは富山駅近辺にQMAもないのでゲーセンもよらず。

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富山からは特急ひだで高山本線を南へ。山を切り開き川に沿って進んでいく路線の車窓は鮮やかでした。高山本線は以前岐阜~美濃太田間は乗っていましたが、残りの区間は今回で完乗。

美濃太田で太多線に乗り換え、多治見へ。太多線は近郊のローカル線という印象。関東でいうと水戸線とか両毛線のようなイメージ。多治見からは中央本線に乗り換えて名古屋へ。中央本線は、西線の多治見~塩尻はまだ乗っていないので、これは飯田線と合わせて乗る予定です。

最後に名古屋で新幹線に乗る前になにか食事をということで、駅のレストラン街でうな丼を。

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久しぶりにうなぎ食べました(多分3年ぶりくらい)。美味しかったです。


というわけで今回はここまで。子供の頃からいつか達成しようとおもっていた国鉄→JRの全線乗車までは残り2300キロくらい。未乗の区間は概ね、道央、函館+北東北、ガーラ湯沢、JR東海、北陸、大阪近郊+紀伊半島、木次線くらいのブロックに分けられるので、今後の乗り鉄旅は休みの期間を勘案しながら、上記のどこかを選ぶという感じになっていきます。


では、今回もお付き合いいただきありがとうございました。

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ぐだぐだ紀行2020秋(その1) [旅行]

4連休ということで乗り鉄へ。まあ、私みたいに正規に切符買って旅行するような場合はGo To Travelの恩恵は宿代だけなのでさほどでもないのですが、それでも安い上にこんなに楽に宿が取れるのも今後くるのかわかりませんしね。

今回の目的地は富山方面で、富山周辺の未乗路線を乗るなら行き来を工夫して合わせて乗り潰そうと想定していたルートです。フリーきっぷもないので、経由を工夫してみどりの窓口で普通のきっぷを買いました。

【9月20日】新宿→松本→糸魚川→新高岡→城端→高岡

富山方面に向かうに当たり、想定されるルートで乗っていないのが中央本線の岡谷支線と大糸線だったので、そこを経由していこうという計画。というわけでまずは新宿駅へ。

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8時ちょうどのあずさは、今は5号。4連休の2日目でしたが列車は満席でした。後続の臨時は空いていたらしいのでまだ旅行需要は完全に戻っているわけではないのでしょうが、回復してきているようです。大きな荷物を持った旅行客が多かったです。

初めて乗ったE353系を岡谷で降りて支線へ(本線は以前に乗車済み)。飯田線へ直通する列車で辰野へ、そこで乗り換えて塩尻へ。

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飯田線はまたいずれ。塩尻に着く直前、高いところから降りてくるときに眼下に広がる盆地の風景が良かったです。ロングシートの席であまり動けなかったので車窓は撮れませんでしたが…。

塩尻到着後、乗り換えに30分ほど余裕があったので改札方面に行くと立ち食いそば屋があり、名物っぽいものが強調されていたので食べることに。

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立ち食いそば屋桔梗の山賊そば。そばの上にどんぶりいっぱいの巨大な唐揚げ。かぶりつきながら食べるのでちょっと大変でしたが質量共に満足。どこかの球団の山賊打線もこのくらいの迫力を取り戻してほしいものです。

ちなみに、日本一狭い立ち食いそば屋として知られた店のようです(私は知りませんでした)。ただし、コロナの影響もあり改札内からいける狭い方のカウンターは閉鎖されていました。それでも食べたい場合は駅員に言えば、途中下車できない切符でも通してもらえます。もっとも改札外のカウンターもなかなかの狭さでしたが。

乗り換えて松本へ。南小谷の乗り換えを考慮すると松本で2時間ほど余裕があったので、松本城を見物に行くことに。

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駅の案内にも天守90分待ちと書かれていましたが、松本城までの道も渋滞してましたしかなりの観光客が来てました。実際ついてみると更に待ち時間は伸びており120分。おそらくソーシャルディスタンス確保のために入場客を絞っていたのでしょうが、流石に待っている時間はないので、外から城を見物しその先にある開智学校の展示などを見てから駅に戻りました。松本城は外からでも全景が見えてよかったです。

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どうでもいいけど、城近くにあったそばだしの自動販売機。旅行先にある変わった自動販売機好き。松山のポンジュースとかもそうですけど、見つけると旅している気分が増幅する気がします。

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大糸線に乗車。アルプスの山々を遠くに見渡すで田園風景から、仁科三湖沿いに進む車窓に変わり、やがては犀川(梓川)の急流をみやりながら南小谷へ。南小谷はJR東日本の西の果てになります。ここまででJR東日本の西半分は全て乗車したことになりました。残りは北東北の本線以外とガーラ湯沢。……ガーラ湯沢、どうしましょうかね。

そして南小谷でJR西日本のキハ120に乗り換えて糸魚川へ。こちらもほぼ満席。白馬あたりから乗ってきた人がそのまま糸魚川方面へ乗り継いでいました。松本に出て帰るより糸魚川から新幹線に乗ったほうが東京も大阪も速いんですかね。ちゃんと検証はしなかったんですが。意外でした。

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糸魚川からは北陸新幹線で新高岡に向かい、そこから城端線へ。まあ、もう夜遅かったので車窓はほぼ見られませんでしたが。城端まで乗り通した人たちは地元の人か宿泊客だったため、折返しの乗客は私だけでした。

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折り返して高岡に戻ってこの日は終了。時間的に飲み屋くらいしか相手なさそうだったので荷物をホテルに置いたあと繁華街方面へ向かい適当な飲み屋に入って地酒と海産物を食べて来ました。マグロ刺しも幻魚干しも銀ダラの焼き物も美味しかったです。


初日はここまで。次項に続きます。

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ぐだぐだ紀行2020夏(その2) [旅行]

【9月6日】仙台→小牛田→女川→石巻→仙台→柏→妙典

朝起きてまずは石巻線で女川へ。

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最初は内陸の農村地帯を通っていきますが、石巻をすぎると車窓に海が見えてきます。終点の女川は温泉施設が併設された新しいきれいな駅でした。

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適当に買い物をしたあと食事に。はじめに食堂の外で焼き物を売っていたので、その中からつぶ貝の味噌焼きを。歯ごたえの良いつぶ貝に味噌味が合っていて美味しかったです。そしてメインの海鮮丼を(おかせい 四宝)。大トロ、エビ、ホタテ、イクラが満載でボリュームもありました。満足して帰路に。

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折り返して石巻で乗り換えて仙台へ。その後、若干時間が余っていたので仙台空港鉄道で仙台空港まで行って引き返してくるという乗り鉄オタムーブをしてきました。
その後さらに時間が余っていたので、駅前のサープラで少しQMAをしたあと最後の乗り換えへ。

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9年ぶりに全線復旧した常磐線と、その象徴ともいうべき全線直通の特急ひたちに乗車して帰ってきました。車窓は穏やかでしたが、ここにいたる人々の苦闘と努力を思うと粛然とするものはあります。復興への道はまだ続いていくのでしょうが、こちらとしてできることをしていきたいと思います。次に来るときは通過するだけでなく途中下車もしたいですね。


常磐線はいわき以北が未乗車だったのでこれで全線乗車。そのひたちを勝田で降りてときわに乗り換えて柏へ。あとは常磐線と武蔵野線を乗り継いで帰ってきました。


というわけで今回はここまで。お付き合いいただきありがとうございました。

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ぐだぐだ紀行2020夏(その1) [旅行]

家の事情もあり夏休みに旅行に行くのを自粛したのと、その後色々ストレスも溜まったこともあり、ちょっと1泊2日で乗り鉄行ってこようということにしました。時期的にもう18きっぷ5日分使い切ることは出来ないのでとりあえず週末パスでまだ乗っていない路線を、ということで今回のルートを計画しました。

【9月5日】東京→浦佐→小出→只見線→会津若松→郡山→仙台→利府

週末パスで未乗の部分も残り少ないのですが、只見線と仙台周辺をうまくつなげて乗れる計画がまとまったのでそれで行くことに。まずは上越新幹線へ。

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旅のお供はまず駅弁ということで、「豚べん」を。豚肉の味噌漬け焼きでシンプルなお味でした。そんなのを食しつつ浦佐まで。乗り鉄でもなければ多分一生降りることはなかったと思います。

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上越線で小出まで行き只見線へ乗り換え。渓流に沿って進んでいきます。左右どちらを見てもいい景色でしたね。ダムの影響で水自体は決してきれいには見えないんですが、緑の木々との組み合わせが目に優しい。紅葉の時期とかだともっと良いんでしょうね。

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ひとまず列車は只見までで、ここから先は代行バス。長い運休期間で只見から先の線路は草に埋まったようになっていますが、ようやく工事は再開しています。復旧見込みが2022年に延びることが発表されましたが、廃止もあるかと思っていたのでよかったです。復旧したらまた乗りに来たいと思います(とはいえ、バスは代行扱いなので乗りつぶし上は乗った扱いにします)。

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バスは会津川口へ。ちなみに乗客は8人。また途中での乗り降りが2人でした。只見までの列車は結構乗っていたのですが、大半は只見から登山に向かう客だったようです。
会津川口では列車まで2時間あったので、とりあえず昼飯ということで食堂おふくろの名物カツカレーミックスラーメンを。ミックスの所以は麺の下にライスもあるからで、正直キワモノではあるのですが、思ったより違和感が仕事せず普通に食べられました。ただまあ、炭水化物山盛りなんで人は選ぶでしょう。

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その後は駅周辺をブラブラして只見線のビューポイントなどへ。いい眺めでしたね。ここを列車が通れば、たしかに映えるのだろうと思います。まあ、自分は乗り鉄なので、ここで車両を待つより乗る方を選びますけども。

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乗り鉄再開。奥只見ダムの付近を通過しつつ会津若松へ。いくつもの鉄橋を渡り合間に見える絶景を見ながら進んでいくのですが、列車の中から写真を取るのは難しいです。まあ、興味のある方は乗って確認してみましょう。

で、乗り換えの余裕があったので鶴ヶ城へ。

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明治に一旦廃城されているので再建天守ですが、思っていたより立派な天守でした。上層からの眺めも良かったです。

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その後は仙台へ移動。途中の新幹線はがらがらでした。まだまだ需要の回復は遠いようです。仙台到着後は利府支線へ。これで東北本線は全線乗車。仙台に戻ったあとは駅のレストラン街で牛タンを食してホテルへ。牛タンは美味しかったです。


初日はここまで。翌日は次項に。

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ぐだぐだ紀行2020冬 [旅行]

【2月9日】東京→郡山→磐越西線→飯山線→長野→東京

10日に休みをとっていたので本当は1泊ないし2泊の旅行を考えていたのですが、結局10,11日といろいろやることがあり日帰りにせざるを得なくなりました。なので、近いところで未乗だった磐越西線と飯山線を乗りに行くことに、日曜なら週末パスも使えますしね。

まずは郡山まで新幹線で、というわけで早速駅弁を。

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いくら好きだからとはいえ、よく考えると最近サケいくら弁当ばっかり買っているような気もするので、次のときは考えます。

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郡山駅ですでに雪が軽くちらついていたのですが、離れるごとに徐々に雪が降りはじめ、やがて外が雪で見づらくなる程度には降ってきました。会津若松駅では雪はそこまででもなかったですが、かなり寒かったです。今年は暖冬で雪も少ないといってもやはり雪国ですね。

ここで乗り換えて次は喜多方へ。喜多方といえばやはりこれ。

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新津方面への列車が来るまで1時間あったので、街に出てラーメンを。駅に近いところに喜多方ラーメンの元祖とされる源来軒があるので、そこでチャーシューメンを。あっさり目のスープにちぢれ太麺が絡んで美味しかったです。私はラーメンは太麺のほうが好きなので水準より高く評価してしまっているかもしれませんが、個人的には満足しました。

本当はもう1軒くらいと思ってたのですが、近くの人気店は人が並んでいて時間的に余裕がなく、また結構雪が降ってきて寒くなったので駅に戻ることに。駅前のお土産屋でお菓子と日本酒を買って、快速「あがの」に乗り込みました。日本酒をのみつつ新津→長岡へ。

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このあたりから時間に余裕があったので、乗り換えの駅でブラブラしていたのですが雪が激しくなってきました。南関東で暮らしているとサラサラの雪が激しく降るのを見るのはまずないので、傘についた雪が溶けずに払えることに新鮮さを感じたりしてましたが、とはいえ加減がわからないので列車が止まらないかどうか結構不安でした。長岡駅前もかなり雪が積もっていましたし、越後川口駅では吹雪くような感じになっていたのでブラブラすることは断念して駅近くのスーパーマーケットで飲み物とパンを買ってきて乗り換えの列車を待つことに。

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心配はしていたものの結局列車は遅れずに越後川口を出発、途中の戸狩野沢温泉で乗り換えて長野駅には定刻に到着。結構雪降ってたんですが、やっぱり日本の鉄道は優秀ですね。
ちなみに戸狩野沢温泉での乗り換えは、乗り継ぎ先の列車が着いていなかったので外で待たされました。やんではいたものの雪に覆われた駅に置いてあった温度計は氷点下7度をさしていて、10分ほどの待ち時間でしたが非常に寒かったです。

20時過ぎに長野に着いて新幹線で東京へ。長野で弁当でも買うかと思ってたのですが、エキナカの売店はすでに閉店、NEWDAYSもおにぎりすら残っていませんでした。結局、東京駅まで空腹のまま移動して帰宅。今後、この時間に長野駅を使う場合にはそのことを覚えておこうと思います。


今年も、昨年同様に春の18きっぷシーズンにどこか行こうとは思っているのですが、休みの状況とかコロナウイルスの状況からいろいろあるので現状では未定です。有給も余っているのでできれば泊まりでどこか行きたいんですけど、どうなりますかね。

では、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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上州ぐだぐだ紀行 [旅行]

いつも土曜日にあっている人たちがみんな仕事ということで、あまりQMAやる熱もなかったので乗り鉄に行くことにしました。
ほぼ電車乗るだけですが、旅程はまたそのうちに。

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(12月30日に追記しました:一旦最新の記事に持ってきてますが、時期を見て本来の位置に戻します)

【12月7日】上信電鉄→上毛電鉄→秩父鉄道→西武秩父線

元々、この旅程はぐんまワンデーパス(世界遺産:富岡製糸場観光と組み合わせられる群馬県内乗り放題のフリーきっぷ)を使って行うつもりでした。昨年は7月から12月の発売だったので、今年も使えると思っていたら、今年は4月~9月という…。まあ、鉄道会社に直接お金を落とすぶんにはそれでもいいかと思って、結局出発しました。(ちなみにフリーきっぷ使うと今回の旅程なら大体2500円くらい運賃が安くなります)

8時過ぎに高崎についてまずは上信線へ。

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富岡製糸場が世界遺産認定された賑わいも落ち着いてきているようですが、それでも乗客の多くはそちらへ向かう人達で、上州富岡をすぎるとほとんど乗客がいなくなりました。妙高の山容や紅葉の色づきも感じられて、そこからが眺めもよくなるのですが。下仁田は妙高高原への入り口であり、ねぎとこんにゃくでも知られていますがなかなか厳しいようです。駅前のお土産屋があいていたので下仁田ネギの塩ダレ漬けを買って折返し。ちなみにこのネギ、炊きたてのご飯に合ってとても美味しかったです。うちの父親の酒のアテとしても好評でした。

だるまの街に戻った後、前橋に移動。連絡バスで中央前橋駅へ。ここからは上毛電鉄。

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県都前橋近くは住宅街の間を通る感じ、そこから離れても農村とかを通るわけでもなく近郊路線の延長線にあるような感じの車窓でした。まあ、東武がここまで乗り入れていた時期もあったわけで(実際赤城駅で線路はつながっている)、その印象は間違っていないだろうと思います。西桐生からの折返し電車は時間的に高校生の帰宅の時間に重なって混んでいました。通学需要は確かな模様。


赤城まで折返し、そこから特急で館林まで。各停に乗り換えて群馬県を脱出し羽生へ。羽生からは秩父鉄道に乗車。

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乗り換えが6分しかなかったので、あきらめてトイレに寄ってからホームに向かったらまだいました。待っててくれたんでしょうか。あわてて写真撮って車内へ。Twitterでたかしおのさんに「東西線ぽいですね」とレスされて、西武の車両じゃないかと返したんですが確認したところ、元は都営三田線の車両だったようです。
ちょうどいいタイミングの列車に乗ったみたいで、2時間ほどの旅程の間に秩父セメントの貨物列車やSL(パレオエクスプレス)とすれ違いました。SLが営業線走っているのを見たのは実は初めてです。そんなに乗客で満杯ということもなさそうだったので、関東近郊でSL乗るなら穴場かもしれませんね。

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終点三峰口に到着。しかしここまで来た乗客は3名で、残り2名は地元の人と宿の迎えが来ていたので駅に残って折り返す酔狂な人間が一人取り残されることに。40分ほどいましたがトイレも真っ暗でした。
折り返してお花畑(≒西武秩父)に向かうのですが、丁度いい特急には間に合わないので時間つぶしに秩父神社へ。しかし、もう社務所もあいておらず人っ子一人いませんでした。手を清めて参拝して撤収。参道のお店も殆ど閉まっていたので、もう食事は帰ってからにしようかと思ってたのですが、

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西武秩父駅に併設されている温泉のフードコートで食べることに。とりあえず名物と書いてあるものを食べる精神でみそポテトと秩父わらじカツを。みそポテトは佐野のいもフライ、わらじカツは新潟のタレカツ丼に似てますね。

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旅の最後は西武秩父線→池袋線。新型特急のLaviewでした。従来のレッドアローと比べるとシートの前後幅も横幅も広く快適でした。また窓が広いので多分景色もよく見えるのだろうと思いますが、あいにく19:25発で外は真っ暗だったんでそのあたりはわかりませんでした。

途中小動物と接触(穏当な表現)で10分ほど遅れましたが、池袋に到着して今回の旅程は終了。高田馬場周りで帰ってきました。


関東のJRは乗り切ったこともありJRの乗りつぶしを進めるにはどうしても遠征が必要になる可能性が高いので、軽めの乗り鉄がしたいときはしばらくは関東の私鉄に乗りに行くことが多くなりそうです。そろそろ泊まりの旅行にも行きたいんですけどしばらくは仕事が忙しいこともあり3月くらいまでは難しそうなので、18きっぷシーズンに備えた計画を立てておきたいところです。


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ぐだぐだ紀行2019夏(その4) [旅行]

【8月16日】新大阪→尼崎→京橋→天王寺→京橋→木津→放出→新大阪→東京

台風は抜けたものの影響は残っていて、乗る予定だった関西本線の柘植~加茂間は依然として運休でした。仕方ないので、その途中まで乗って帰ろうということでJR東西線と片町線へ。

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尼崎から木津行きに乗車。ただ、乗ってしばらくしたら行先が松井山手行に変更になりました。この日は通勤時間帯の「快速が運休」ということで、車両のやりくりに大きな変更があったようです。まあ、最初はとりあえず京橋までの予定だったのであまり気にしていなかったのですが。

京橋についたあと、大阪環状線(外回り)で天王寺まで乗ってきました。大阪環状線は出張時などに細切れで乗っていたのですが、自分の記憶では鶴橋~天王寺は乗っているかもしれないけどはっきりしなかったんで、念の為に乗っておこうということで。これで一周完乗ということで折り返し。

京橋に戻って片町線のホームへ。しかし行先案内をみても予定していた木津行が来ない。そこで、快速運休が(木津行きはすべて快速なので)木津まで行かないという意味だということにようやく気づきました。木津だけに。・・・関東だと快速しか行かない場所が運休でも普通に振り替えて運転したりしますが関西の運用は少し違うようですね。

またこれは中途半端に乗り逃してしまいそうだなと思ったものの、まあ行けるところまで行くかということで、来た電車でとりあえず長尾まで。

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ここで折り返しかなと思ったところ、30分くらいあとに木津行きが来るとのこと。実は新大阪で新幹線の切符を普通に動いていた場合に間に合う時間のものに振り替えていたので、片町線の運休と遅れで木津まで行くとその列車に間に合わない時間になっていたのですが、それでも中途半端に残すくらいなら自由席でもいいやということで木津まで行くことにしました。

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長尾をすぎると車窓はかなり郊外の雰囲気を漂わせるものになりましたが、いずれ松井山手に北陸新幹線が来ることを考えると、この先20年、30年経つとこのあたりは大きく発展するのかもしれませんね。その頃にまた来てみたいですが、果たして自分は生きているかな?

ここまで乗り切って今回の乗りつぶし旅行は終了。新幹線では駅弁を、ということで今回はうなぎ弁当を。美味しかったです。

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台風の影響で乗る予定の列車にいくつか乗れず、特に2年連続で木次線に乗りそこなったのはかなり痛いのですが、今年も楽しく旅行できたのでなによりです。JR線の乗りつぶしは現時点で16,361.0km(/19,718.9km)(注)。ただ乗りつぶしが進んで、まとめて乗るのがだんだん難しくなってきているので全部乗り切るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

次の長期の旅行はまた来年という感じになりそうですが、時間が取れれば短期でもまたどこかに出かけるという感じで色々計画を立てていこうと思います。それでは今回もお付き合いいただきありがとうございました。


(注)距離は手元の集計。自分も使っている某乗りつぶしサイトとの距離の際は、東京神田の重複分とあちらでカウントされない宮島航路の差です。
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ぐだぐだ紀行2019夏(その3) [旅行]

【8月15日】新大阪→和田岬線、関西空港線、桜島線→京都→新大阪

台風はようやく四国に到達したあたり。風は午後、雨は夜以降に強くなる予報で、大阪から西側・南側の列車は午後順次止まるということで、間に合いそうなところを乗っていくことにしました。まずは9時台が最終という和田岬線へ。兵庫駅までの道中はお盆の上に台風でガラガラでした。

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兵庫駅の高架から和田岬線の地上ホームへ。関東では絶えてしまった103系が待っていました。6両もつないでいるとは思わなかったのですが、乗客は数人。まあ、普段はもっと乗っているんでしょうけど。
数分で終点へ。鶴見線の大川支線に似たような感じなのですが、和田岬駅は近くにコンビニがあったり地下鉄駅があったりで普通の駅の印象です。もっと末端感がある場所かと想像してたのですがそうでもありませんでしたね。

引き返して再び新大阪へ。

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この日、山陽新幹線は新大阪と小倉の間で運休だったので行先案内も表示されない状態。東海道は動いていたので東京に向かう人達で混雑はしてましたが、台風の接近を控えてちょっと雰囲気の違う駅になってましたね。そんな新大阪からは3月に開業したおおさか東線へ。全JRのなかで最も新線だけど車両は201系。ただいずれはこの路線は新大阪と奈良を結ぶ動脈になると思うので、そうなれば新車両がどんどん入ってくるんでしょうね。

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久宝寺到着後は天王寺に出て阪和線と大阪環状線の枝線を乗りに。このへんは近郊路線なので車窓の写真とかはほとんど撮ってません。

阪和線は14時台までの運転で、天王寺についたのが11時。時間的には和歌山まで行って戻ってくることはできたと思うのですが、万が一風が強くなると戻ってこれなくなるので今回は自重(いずれ紀勢線や和歌山線と合わせて乗るので)。

まずは関西空港に。海を渡る橋から大阪湾の様子を見てみましたが、思ったほど波はなさそうな感じ。とはいえ空港も午後には飛行機が止まるようでお盆の割には人が少ない感じでした。見物もせずに早々に引き返すと次は鳳から羽衣支線へ。1駅しかないんですが、最新の227系が置いてありました。更に引き返してJR難波へ向かい、駅地下で船場カリーの牛スジカレーを食べたあと、阪神なんば線を経由して西九条から桜島線へ。台風接近とはいえユニバーサル・スタジオ・ジャパンは営業していたので、ここはたくさんの人がいました。桜島まで乗車して、ひとまず今日の乗り鉄は終了。


この時点で14時。大阪から西と南はあらかた止まってましたが京都方面は本数半減でしたが動いていたので、明日行く予定にしてた京都鉄道博物館に行こうということにしました。

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古い車両も色々あるのですが、やはり梅小路といえば蒸気機関車。自分はそこまで蒸気機関車に思い入れはないのですが、扇型の車両庫にずらりと並ぶ光景は圧巻です。また、

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実際に動かして客車を繋いで子どもたちを乗せてくれたり、蒸気を出してくれたりもします。こういうのは大宮はじめ他の鉄道博物館では見られないここならではのものなので、興味のある人はぜひ一度。

このあとは梅小路公園から京都駅まで歩く途中にあるキング七条でQMAをしたあと、新大阪へ戻りました。夕食は新大阪駅のレストラン街でいいかと思ってたのですが、台風の影響で軒並み閉店。開いていたお好み焼き屋でネギ焼きを食べてきました。

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大阪のお好み焼きでは普通のものよりもネギ焼きのほうが好きですね。ネギのシャキシャキ感が良かったです。

食べたあと、豪雨の中ホテルに戻りました。台風が最接近したあとにより強い雨が降るというのはかなり珍しいはずで、それだけ今回の台風がいろいろ異例のものだったということなのでしょう。明け方まで雨の音が聞こえていましたが、旅程に大きな影響がなかったのは幸いでした。

というところでこの日はおしまい。その4に続きます。

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ぐだぐだ紀行2019夏(その2) [旅行]

【8月14日】新山口→仙崎→東萩→益田→新山口→新大阪

朝5時の時点で台風はまだ北緯30度を超えたあたり。気象庁のサイト、海外の予測をまとめたサイト(こんなの)、5chの天文気象板の台風スレ等を参考に進路を考えると、台風の巨大さを考慮してもこの日はおそらく列車が停まるようなことはないだろうということで、早々にホテルを出発。
ちなみに5chは冗談で入れているわけではなく、おそらく本職在野問わず専門家が存在していてかなり以前から参考にしてます。まあノイズはめちゃくちゃ多いですけど。


始発で新山口を出発し、厚狭から美祢線で仙崎へ。

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仙崎駅から大体歩いて10分弱のところにある仙崎港から青海島の遊覧船に。眺めが良いということで見てみたかったんですよね。ついでに併設の道の駅(センザキッチン)でなにか美味しいものでも食べられればいいなという感じでした。

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ただ、観光船の第1便まで1時間位時間があり、センザキッチンも開店前。ということで付近を散歩。詩人の金子みすゞの出身地ということでモニュメントや石碑がいろいろなところにありました。記念館もあるんですが時間がなかったのでこの日は行かず。

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外海が荒れているということで、この日のコースはその手前で引き返すコース。外海にあるような岩石のアーチをくぐったりということはできませんでしたが、迫力のある光景が続いていて見ごたえがありました。もっとメジャーになっても良さそうな気もしますがねえ。個人的には松島あたりにも負けないと思いました。

ただ、港で見ているぶんには特に波もなかったのですが、外に出るとかなりのうねりがあって、デッキで景色を眺めていてもかなりの揺れを感じました。立って写真取るのも結構怖い感じで台風の影響力の強さを感じました。太平洋側ならまだしも日本海側なのに。

というわけで外海を前に引き返し。クジラをかたどった遊覧船が潮吹きで乗客を見送って遊覧終了。いつかちゃんと1周できるときにまた来たいです。

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このあとは東萩駅ゆきのバスに乗る予定だったのですが、出発まで2時間あるので遊覧船乗り場となりのセンザキッチンへ。実家へ海産物を送ったあとさっそく食事。まずはひのでやでトロアジ定食を。ここにはのどぐろもあったんですが、そちらは実家に送ってたので今回はアジにしました。干物の甘さとフライのホクホク感が両方楽しめて美味しかったです。また、その後寿司屋が開店前だったので弁当屋AJITOのテイクアウトの特選海鮮丼を。こちらも6種の海産物が楽しめて良かったです。

ただ、家族連れやみんなでいくなら、センザキッチン内で海産物を仕入れて1名あたり90分200円の鉄板焼を楽しむのがいいかもしれませんね。この日も家族連れが楽しそうに干物を焼いて食べてました。

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で、飯から出てくると放送が流れていて、この日の遊覧船は打ち切りとのこと。結局2便しかでなかったので、仮に半分でも見ることができて良かったと思います。

このあと東萩行のバスを待っていたところメールが届き、明日の山陽新幹線が全部ストップとのこと。また、予想通り奥出雲おろち号も運休。こうなると、山陰本線を経由して大阪に届くかどうかというところがポイントだったのですが、どうも大阪付近の列車も午後以降運休見込みという発表。

ここで予定通りに松江に止まって大阪に行けるかどうかを検討したのですが、どうも陰陽連絡線のどれもぎりぎり間に合わなそうという計算。しかも台風の動き次第ではもっと早く止めるかもしれない…となり、この日の大阪でのホテルが確保でき松江のホテルのキャンセル料が発生しないことがわかったので、奥出雲おろち号の乗れない山陰に居残るリスクは犯せないことから、この日のうちに大阪に向かうことにしました。

東萩駅につくと、みどりの窓口に長蛇の列。新山口へバスで出て新幹線に乗る人たちが、新山口の混乱を察してここで切符を買ってから移動するつもりだったみたいです。自分もここで翌日の切符を払い戻し新山口から新大阪への切符を買って移動に備えました。

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ただ、今日はもう新幹線は動かすだろうし、今すぐに新山口行っても大混雑らしかったので、益田経由で山口線から新山口に行こうということにしました。途中土砂降りになったりで運休がちょっと怖かったのですが、定刻通りに新山口に到着。新幹線は正直新大阪まで立ち席も覚悟していたのですが、ちょうど来た列車が臨時(188号)だったためか、若干の空席があったため座れました。無事新大阪についてこの日は終了。


のぞみの停車駅はどこも長蛇の列ができていましたが、新大阪も東京行きの列車は残り数本の状況で、「今後来る列車は全て自由席乗車率150%です」という放送が流れるくらいのものでした。おそらくは指定席に立たせて出発させたのだろうと思いますが……。すごい混雑でした。


翌日は動いている範囲で乗りつぶしをしようということで、ホテルで就寝。というわけでその3に続きます。


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ぐだぐだ紀行2019夏(その1) [旅行]

会社の休みが3ヶ月の間に任意の期間取得するルールから、8月12-15日に固定となってしまい融通が利きづらくなってしまったのですが、宿と切符と16日の休みを確保して今年も長期の旅行に行くことにしました。最初は北海道を考えてたのですが期間がお盆の時期になってしまい東日本・北海道パスが使いづらくなったため、今年も18きっぷとともに西日本へ。昨年乗れなかった呉線、岩徳線、木次線に乗ってこようということになりました。明確に台風がそちらに向かっていたのですが、まあその辺は現地で考えようということでそのまま出発。

【8月13日】東京→三原→呉→広島→岩国→徳山→新山口

6時20分ののぞみで出発。例によって新幹線の中では駅弁を。脂が乗っていて美味しかったです。

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岡山でこだまに乗り換えて三原まで。ここからまずは呉線。

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立ち客もでる満員状態で三原を発車。はじめ運賃ケチって福山から山陽線で来ようと思ってたのですが新幹線で来てよかったです。ギリギリに着いてたら座れませんでした。新型227系の車両から、三原を出てすぐに瀬戸内海の海が見えて、いい眺めでした。この時点では翌日台風が来るようには思えないような海でした。


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運転系統が別れている広で乗り換え、呉で下車。ここで大和ミュージアムとてつのくじら館を見学。大和ミュージアムは同じ広島県にある広島平和記念資料館とあわせて、戦争のあり方について考えるのに良い場所だと思いますので一度訪れてみてもよいかと思います。


2時間ほど見学し、近くのお店でカレーを食べて撤収(画像がぶれてて写真はなし)。ここから呉線の快速で広島へ。満員で立ちっぱなしでした。広島では例によってお好み焼きを。

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駅ビル内、紀伊国屋ぶんちゃんの毛利焼。豚モダンに山芋と書いていて美味しそうだったので頼んでみました。勝手な想像で山芋はスライスかと思ってたのですが、とろろでした。まあ味は変わらないと思うのですが、個人的にはスライスしてたら良かったなーとは。美味しかったのは美味しいんですけどね。

広島駅は巨人戦観戦に向かうカープファンであふれてました。それを横目にふたたび電車に乗り、岩国から岩徳線へ。

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のどかな田園風景の中をキハ40が進んでいくよくある地方交通線の車窓ではあるのですが、19時過ぎてもまだ外が明るいあたり、西の日暮れはやっぱり遅いですね。この時間帯は、割と西日本を旅行していることを実感する時間帯だったりします。


呉線も岩徳線も昨年の豪雨の影響から復旧して車窓もそれを強く意識するようなものはなかったように思います。ひどい災害ではありましたが、着実に復興してきたようで良かったです。

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列車は定刻通りに徳山に到着。トイレに行きたかったのですぐに乗り換えられる列車を一本待って新山口へ。ここで1日目は投宿して終了となりました。
翌日は3日目の木次線乗車のための移動日ということで、まずは仙崎へ行って青海島見物。ついで出雲市へ移動し一畑電車乗車を経て松江まで行って宿泊の計画です。というわけで、次回へ続きます。


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両毛ぐだぐだ紀行 [旅行]

【5月2日】浅草→桐生→間藤→赤城→西小泉→葛生→佐野市→浅草

ゴールデンウィーク中に泊まりで旅行に行くにはやや宿が高かったため近場でどこかに行こうと考えたのだけど、JR東日本とかはとくに10連休向けのフリーきっぷのようなものはなく、私鉄も含めていろいろ見ていたのですが、東武のフリーパスが割と使いでのある感じのものだったので、その中で特急の席に余裕があった両毛フリーパスを使って、そちらの列車に乗ってくるのと合わせてわたらせ渓谷鐵道に乗ろうという計画を立てて行ってきました。

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特急りょうもうを太田で降り、そのまま伊勢崎線に乗り換えて伊勢崎、さらに両毛線に乗り換えて桐生まで。東武の特急は快適でいいですね。

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トロッコ列車は予約で満席だったため後続の普通列車に乗車。普通列車もほぼ満席でしたがクロスシートも決して窮屈ではなく割と快適でした。実は、後続に並べば乗れるトロッコ列車もあったのですが、後の乗り継ぎが厳しくなるので今回は断念。

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渡良瀬川独特の白い花崗岩が陽光を反射して眩しく感じました。渓流に沿って走るローカル線は数あると思いますが、時々ぱっと開けて「おお!」と声を上げるような光景が飛び込んでくるのが良かったです。

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今回の道中は昼ごはんを食べるところがないなと思ってたのですが、途中の神戸(ごうど)駅での15分ほどの停車時間に、駅舎と車内での販売がありここで弁当を売っていたのでちょうどいいと思って購入。やまと豚弁当とよもぎ餅を買いました。この弁当、駅横の渓流レストランでトロッコ列車向けに調製しているもののようで、できたてで暖かく、焼き肉に玉ねぎの甘辛いソースがよく合って美味しかったです。掛け値なく過去の駅弁でも上位のものでした。足尾銅山の観光に行かないのであれば、沿線でここが最後の飲食店になると思うので、食事を手軽にと思うのであればぜひ。

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終点の間藤駅。売店などはありませんでしたが雰囲気の良い駅ではありました。日光等に向かう場合にはバスに乗り換えですが、私はそのまま折り返し。また、足尾銅山の観光に行く場合には手前の足尾や通洞で降りるのが良いのですが、今回は素通り。

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わたらせ渓谷鐵道を運動公園駅で降り、一駅だけ上毛電鉄を使って赤城へ。上毛電鉄はいずれ上信電鉄や秩父鉄道と合わせて乗る計画があるのでその際に改めて。赤城からは東武に乗り換え、桐生線、小泉線、佐野線を乗り継いで葛生までいったあと、折り返して佐野市駅で下車。

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佐野といえばラーメンということでぶらぶらと市街を歩いていたのですが、時間が遅かった上に木曜日は休業のお店が多く軒並みあいてませんでした。このままなにもしないでは降りた意味がないので、関東人がCMのおかげで名前だけはよく知っているけどどこにあるかはよく知らないお寺ナンバーワンであるところの佐野厄除け大師に参拝。徳川家の家紋が示す通り、江戸時代から将軍家の庇護を受けてきた寺社で今も多くの人を集めています。18時近くでしたが結構参拝客が訪れていました。

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その佐野厄除け大師の画像にもある「さのまる」くんも持っている2大佐野名物を食べてみようということで、その近くにあった即売所みたいなところで「いもフライ」を。まあ、要はじゃがいものフライにソースを掛けただけのものですが、揚げたては美味しいですよね。また、大師のすぐ前にあった大師庵という店でラーメンを食べてきました。ラーメンは鶏ガラスープに細めの平打ち麺で、スープはやや甘め、麺は柔らかめでした。私は太めで硬めの麺が好きなのでやや好みからは外れるんですが、まあこれはこれで。佐野ラーメンといっても麺もスープも必ずしも統一されているわけでもないようなので店によってはまた違ったものが出てくるのかもしれませんね。

というわけで食事を済ませて駅へ向かい、館林から特急に乗り換えて帰還しました。東武のフリーパスは他にも範囲も値段も安いものが多いので、また利用したいところです。


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名松線ぐだぐだ紀行 [旅行]

【3月31日】東京→名古屋→亀山→柘植→亀山→松阪→伊勢奥津→東京

関東近郊のJRに乗り切ったため中距離の遠出の計画をいくつか考えていたのですが、(1)新幹線に乗りたい、(2)東日本の週末パスの範囲以外、という2点から名松線にしました。

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というわけでまずは名古屋に向かい、そこから亀山へ。当初は亀山からそのまま松阪に行くつもりだったんですが、時刻表をめくってて帰りに乗る予定の亀山~柘植に先に乗ったほうが帰りが早くできる乗り継ぎができそうだったので、予定を変更して亀山から関西本線へ。

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ただ、行けると判断した折返しの時間が1分しかなく、車内で確認したところ折返しには跨線橋を渡らないといけないということで、あれこれホントに行けるの…と思ってたら間に合いませんでした。

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結果的にここで折り返せずに1時間待つか、松阪で名松線を1時間待つかの違いで名松線の予定は変わらなかったのですが、流石に1分折り返しを時刻表だけ見て判断するのは頭が悪いとしか言いようがないので要反省ですね。駅の構造を考えなければいけませんでした。まあ、結果として昼飯を食べる時間がなくなったのが今回のミスの罰符です。

仕方ないので観光地図とか見てたんですが松尾芭蕉の生家とかに行くほどの時間はなさそうだし、駅前の喫茶店も休みということで駅構内で過ごしてました。伊賀上野に近いので乗換案内とかが忍者です。

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折返しで改めて車窓を。かつては蒸気機関車の重連で越えていた加太越えの急傾斜ですが、山容が迫力があっていい眺めでしたね。紅葉のときとかだともっといいかもしれませんね。

ちなみに中途半端に柘植まで乗ったのはいずれ草津線から木津方面へ抜ける乗りつぶしの計画があるから、あまりの部分を乗っていこうということでした。そして亀山に戻り紀勢本線で松阪へ。

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渓流に沿って三重県の奥へと入っていきます。途中の家城駅で15分近く停車するので、駅舎の見物をしたり写真を撮ったりした後、さらに先へ。

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終点の伊勢奥津。錆びた給水塔が機関車が来てた往時の面影を残していますが、よくある盲腸線の終点駅です。ただ、サイクリングとか渓流釣りに向かう人たち向けのバスが来てたり、観光案内所があったりするので、賑わいはありました。

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で、せっかくなのでお土産でもということでアマゴの甘露煮を。賞味期限に「1」って書いてあって最初なんのことかピンとこなかったんですが、「新元号」元年の意味なんですよね。この日は新元号の発表を翌日に控えた日だったんですが、こんなところで新時代の到来を感じるというのもまたいいものだったかなと思います。帰宅後に食べた甘露煮は美味しかったです。

というところで今回の旅程は終了。名古屋駅には当初の予定より早く着いたのですが名古屋駅も新幹線も大混雑で結局もともと予約していた列車を早めることはできず、予定の列車で駅弁を食べながら帰宅しました。


青春18きっぷは後2日分あったのですが、両親が使ってみたいということであげてしまったので、春の旅行はこれでおしまい。また休みが取れた日のためにいろいろ計画を立てておこうと思います。


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甲州ぐだぐだ紀行 [旅行]

(この記事のうち本文は4月2日に書いています。)

18きっぷを使う旅、第2回ということで今回は身延線をメインに、ついでに甲府でほうとう、岳南電車で工場・住宅街を縫う路線を楽しむということで1日旅行してきました。曇りがちで富士山には雲がかかっていたのが残念でしたが、特に雨も降らず楽しむことができました。というわけで、旅程については来週末くらいには。

第3回は休み取れるかどうかとかもありますが、再来週の日曜あたりを予定。

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【3月17日】中野→甲府→富士→吉原→岳南江尾

関東近郊で乗ってない路線ということで身延線に行ってみましょうということで。どっち周りで行くか検討し、ちょうどお昼に甲府に着いてほうとうでも食べたらいいのでは?という観点で、まずは中央線方面へ。

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もともとは高尾から普通列車でというつもりだったのですが、ホリデー快速があったので指定取って乗ってきました。(本当はグリーン乗るつもりだったんだけど青春18きっぷだとグリーン指定は乗れないので普通車指定席に)。湘南ライナーで使われている215系でしたが、これライナー用途で作ったのならせめて西日本の新快速のような転換クロスシートにすればよかったのにとか思うんですよね。今回は2人しかいなかったので良かったですが、4人座るとちょっと窮屈です。

先行列車の急病人対応で10分ほど遅れて甲府に到着。やむを得ないとはいえ、食事の時間が少し削られてしまったので、慌てて駅前へ。

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ほうとうのお店、3軒あるのを確認して動いたのですが、なぜかそのうち2店が臨時休業、その影響でもう1店が大混雑。これはまずいなーと思いながら駅ビルのお店に向かうと、そこも多少混んではいましたがすぐに入れて食べることができました。麺自体は讃岐うどんのようなコシのあるほうが好きなのですが、カボチャを筆頭とする各種野菜の煮物感がいいですよね。

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食事後武田信玄像に挨拶してから、身延線へ。普通列車で全線乗り通すとなると3時間の長丁場。長いです。
富士山の麓の鉄道というイメージの路線ですが、実際に見えるのは終点の富士にかなり近づいてから。この日は稜線は見えていましたが残念ながら上の方は雲で隠れていました。

富士到着後、すぐ隣の吉原へ。吉原に寄ったのは岳南鉄道に乗ってみるためです。

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富士山をバックに工場や住宅街を縫うように走り、終点の岳南江尾まで。面白い風景だとは思いましたが、もうちょっと晴れて富士山がきれいに見えてたらもっと良かったのですが。また、夜とかに乗ると工場の照明とかで風景が違って見えるのかもしれません。
開業70周年ということでヘッドマークを着けて走っていましたが、駅員さんがちょうど外す作業をしていたので撮ってみたり。

正直なところ、東海道線からの乗り継ぎ(行きも帰りも4分しかなかった)、折返し(確か6分くらい)とも時間がかなり短かったので、あまり写真とか撮れませんでした。一本待ってゆっくりすれば良かったのですが、次の日仕事ということもあって早々に移動してしまいました。また機会があれば乗りに来たいですね。

ちなみにフリーきっぷを購入したところ硬券でした。なかなか見られなくなりましたが硬券の手触りが好きなので、嬉しくなりますね。

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その後は熱海で乗り継いで東京まで。熱海や伊豆方面からの帰り客で東海道線は混んでました。グリーン車もほぼ満席…というかグリーン券売機が1台しかない関係で積み残しが発生してました。まあたくさん置くには普段は人がいないんでしょうが…。あと、カード残高が足りなくてチャージする人が多かったのもさばききれなかった一因でしょう。グリーン乗るつもりなら1000円くらいあらかじめ入れときなよと思わなくもない。


というわけで、今回は以上です。お付き合いいただきありがとうございました。

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関東西縁ぐだぐだ紀行 [旅行]

休みが取れた、でも一日中QMAやるほど気合は高まってない、というところで久しぶりに乗り鉄に行ってきました。未乗のJR線を埋めるということで、今回のルートはまず吾妻線を乗り通したあと、八高線を南下し五日市線と青梅線を乗って終了。ついでにやはり実乗の西武拝島線で帰ってきました。これで関東一都六県で現存しているJR線は全て乗りつぶしたことになります。四国や九州より後なのは、まあいつでも乗れるからと思っていたというくらいの理由です。残っていた路線が潰しやすいようになっていたのも計画してそうなったわけではなく偶然・結果論です。

眠いのとおしりが痛いので今日はこのへんで。観光も飯画像(高崎駅のフードコートで食べただけ)も今回はありませんが、旅行のログは週末あたりにでも。何年もほっとかないようにはしたいところです。あとせっかく買った18きっぷを無駄にしないようにせめてあと2回くらい使いたいと考えてます。

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【3月6日】東京→高崎→吾妻線→八高線→五日市線→青梅線

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最初に東京駅から高崎線に乗って高崎まで。新幹線も少し考えたんですが、18きっぷなんで在来線にし、眠かったんでグリーン車乗りました。950円で2時間の快適を買えると思えば安い……けどこれ癖になるんですよね。ついついグリーンに乗ることが多いです。
6時20分発の前橋行のグリーン車には東京駅の時点で乗っている人は結構いて、大宮あたりでだいたいいなくなるのかなと思ってましたが、高崎まで乗っている人結構いましたね。出張とかで新幹線使わずにこっち使う人も多いのかもしれません。そして、そんな感想が残せる程度にはグリーン車でも寝れませんでした。

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まずは吾妻線へ。高崎でほぼ席が埋まる程度には乗っていて意外だったのですが、多くの客が長野原草津口で降りていきました。いや、さすがは草津温泉ですね。平日でも温泉に向かう人達が多かったです。これでもう少し駅に近ければちょっと寄っていくのも考えるのですが、バスで何十分という距離なので素通り。
終点の大前は草津や万座といった温泉街の更に奥にあるのですが、ご覧のように駅舎もほぼない折返しのための駅のようなものでした。そして待合室にある来訪者ノートに最果て感を感じられます。来ようと思わないと普通ここまで来ない。もし行くことがあったらなにか書き残してみてはどうでしょうか。なおここまで来る電車は1日に5本しかなく、東京から日帰りという条件で選ぶとこの日のように10時台か17時頃に着く電車が良いと思われます。


しばらく写真を撮ったりでぶらぶらしたあと折返し。高崎のフードコートで食事をした後、八高線へ。

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関東のJRでは数少ない気動車(ほかは水郡線、久留里線)。ちょうど学校帰りにぶつかったのか、数多くの学生で電車は混雑していました。どのへんまで立たないとだめかなーと思ってたのですが3駅目の群馬藤岡で着席。このあたりまでで大半の学生がおりていったので、ちょうど通学圏ということなのでしょう。そこを抜けると雑木林を抜けたり、かつての武蔵野の風景が残ったような車窓がしばらく広がります。こういうのはこのへんでしか見られないかもしれませんね。
なお、客車列車は寄居駅に止まっていたもの。なにか団体列車かなんかで使ったんでしょうか。

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八高線も高麗川から先は電化され、ここは中央線と川越線の勢力圏ということでおなじみのE233系。まあ、普段乗っている電車に乗るのはあまり面白いわけでもないので写真をとる意欲も半減。
電車が遅れて予定の乗り継ぎができるか微妙だったのですが、無事に乗り継げて予定通りの時間に五日市線と青梅線に乗車。青梅線の青梅より西の車窓は見ごたえがありますね。都心も奥多摩もまた東京都であってその落差を感じられるのが旅行の楽しさでもあります。そして両方とも乗り通して完乗。ということで、関東地方の現存しているJR線(注)は全て乗車したことになりました。

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このあとは折り返して拝島まで。拝島からはやはり乗ったことのなかった西武拝島線に乗り換えて高田馬場経由で帰宅しました。



(注)自分の中のルールとして、乗りつぶしはJR時刻表にある路線を埋めるようなイメージでやっています。なので、定期列車は走っていますが路線図に表示されていない、湘南ライナーが通る鶴見以西の東海道貨物線とか、しもうさ号やむさしの号が通る武蔵野線の大宮支線浦和支線とかはリストに含めていません。(なお前者は未乗車、後者は乗車済み)
この辺のルールってどうなんでしょうね。自己満足の世界だと思うので自分は余り厳格に考えていないのですが、統一ルールとかあるのかな。
あと、乗車履歴は子供の頃からの通算なので、このブログに全部書いてあるわけでもないです。念の為。リストは気が向いたら載せます。

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今日はプレーなし [旅行]

昨日の項では多分QMAプレーしますとか書いてたんですが、せめて長い休みの1日くらいQMAじゃなくてどこか出かけようと思い直して結局プレーなしでした。

最初はどこかに乗り鉄でもと思ったのですが、最初に浮かんだ構想を実現するためのフリーきっぷが年末で終了(分かる人にはどこ方面だったかこれでわかる…かもしれない)していたのであっさり断念。で、近隣に目をむけたところ東京都美術館の「ムンク展」が目に止まったのでそちらに。絵なんか見るのと言われそうですが、必ずしも理解できるわけではないけど絵を見るのは嫌いじゃないです。というわけでいざ上野。40分待ちと結構な混雑でした。さすがはムンク。土日だったらもっと多かったかもしれませんね。

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若い頃の絵から晩年のものまで、ムンクの生涯に沿う形で展示されていました。有名な「叫び」だけでなく若い頃の写実的な絵も家族の死の影響もあるのかどこか暗く不安な印象を与える一方で、故郷に戻った晩年の絵やパトロン向けの肖像画などは比較的明るい色合いで描かれている印象で、それがその時のムンクの経済や精神の状況をダイレクトに示しているのかななどと考えながら見ていました。そんなにわかりやすいものでもないのかもしれませんが。

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なぜか当展示会はポケモンとタイアップしていたようでグッズが売ってました。で、叫びをモチーフにしたポストカードとかクリアファイルがあったのでなんとなく買ってしまいました。これはミミッキュ。他にピカチュウ、イーブイ、コダック、モクロー(だったかな…)があったと思います。ぬいぐるみは売り切れてました。

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その後は動物園の混雑をみやりつつ、上野公園のヘヴンアーティストのパフォーマンスを眺めたり、初詣というわけではないですが上野東照宮を参拝したりしたあと、昭和通りを南へ歩いていって秋葉原、神田、神保町あたりを経由して九段下までぶらぶらと散歩。途中のトプカで牛すじ煮込みカレーを食べてから帰宅しました。このカレー、最初は牛すじ煮込みの味が強くて甘く感じるのですが、徐々にスパイスの味が広がって辛くなってきます。だけど牛すじの味も決して消えておらず色んな味が楽しめました。美味しいと思うので機会があればぜひ。


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長州ぐだぐだ紀行(その5) [旅行]

【8月9日】米子→鳥取→新大阪→東京

最終日。この日はもともと木次線に乗る予定で奥出雲おろち号の指定席を取っていました。ただ豪雨の影響で木次線が運休に入ってしまい復旧の見込みが立たなかったためキャンセルして鳥取に行くことに。結果的には木次線は8月8日に復旧し奥出雲おろち号も運転されたのですが、その先の芸備線が止まっており、代行バスのリスクを考えると致し方ないかなと。まあ、また来る機会ができるということで。

8時台の出発なのでゆっくり起きてホテルで朝食バイキングを食べたあと出発。バイキングはやっぱりいいものですね。

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2年前も乗った快速とっとりライナーで鳥取まで。今回は倉野川、じゃなかった倉吉にはよらずに通過。2時間ほどの乗車を経て鳥取駅に着いたあと、バスのフリーパスを買ってまずは砂丘展望台へ。

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展望台からの眺めがよかったら、もう砂丘自体にはいかなくていいかなと考えていたのですが、高低差がそこまでないのでちょっといまいち…。せっかくきたのでリフトで砂丘に降りて、海岸沿いの丘に登ってきました。

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まずは丘を下って行きます。横を見ればどこか砂漠っぽい風景が広がりますが、目の前には反り立つ壁。かなり圧倒されるのは、これを登るのかという心理面のためらいゆえかもしれません。

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そして登ったあと眼前に広がる海と、登ってきたあとを振り返る。必死に登ったことの充実感あってこそなのかもしれませんがいい眺めでした。展望台で済ませず登ってみるべきですね。

ただ、おそらく10階建てのビルくらいの高さがある砂の坂道を計2回登るわけで、流石に息が切れました。子供が勢いよく登っていくのを横目に休み休み上がりましたが、やはり体力つけないとダメですね。


少し休憩してお土産をあさっていたら結構な時間になっていたので砂の博物館に行くのは断念し(入場券はバスのきっぷと一緒に買ってた)、駅に戻ることに。3年前に来たときとは別のところで昼飯をと思って天ぷら屋「天麩羅我天」の昼限定特製天丼を。

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揚げたての衣に包まれた大きな穴子天と親子になるめそっこの白身天にタレが馴染んで美味しかったです。そんな食事をしたあと、駅で晩飯になる駅弁を買い込んで、最後の乗り換えへ。

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特急スーパーはくとで智頭急行経由で新大阪へ(車両の写真は駅混雑により撮れず)。新大阪から先は新幹線へ。当初9日夕方に関東へ台風が来るという進路予想だったのでどうなるか不安でしたが、この日までにすでにそれていました。一時は鳥取でもう一泊も考えていたので良かったです。

そして駅弁は鳥取駅で買った山陰鳥取かにめし弁当を、新幹線の中でいただきました。もう名前通りの弁当でした。旅行の最後を飾るにふさわしい美味しい弁当でした。


というわけで今回の旅行はおしまい。今回で中国地方のJRは完乗になる予定でしたが豪雨の影響で3路線残してしまいましたので、またいつかそう遠くないうちに行くことにしたいと思います。それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。


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長州ぐだぐだ紀行(その4) [旅行]

【8月8日】新山口→厚狭→仙崎→東萩→米子

乗り鉄の厚狭朝は早い。4日目は新山口から始発で厚狭まで行ってそこから美祢線と山陰本線仙崎支線へ。萩の観光をすることを考えると、この列車が一番効率が良いので選びました。

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部活のための通学とおぼしき学生と旅行客と乗せて山口県の中部を縦断。かつては石灰石の輸送などで賑わった沿線を眺めつつ日本海側へ。ここで青海島観光や海産物を堪能することも考えたのですが、今回は萩へ向かいます。折返しに乗って長門市へ行き乗り換え。

外国人の乗客も多く、ああ萩観光に山陰線使う人結構いるんだなーなどと思いつつ海側のロングシートに座って列車が発車。しかし、なぜか眼前に広がる海。おかしい、俺は海側に座っているはずなのに……、と思って進行方向の料金表を見ると「長門市→小串」の表示……!!???

乗り間違えたーーーーーー!なぜだ、対面に止まる益田行を見て階段を渡って乗り換えたのに…!

(答え)

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あとで確認したところ、下関から2両できた益田行は長門市で分割し、前の車両は益田へ、後ろの車両は折り返していたようです。仙崎方面からの入線で益田行は確認できたものの、小串行は仙崎方面の列車に隠されていて見えず、まさか同一ホームで分割して折り返すなどという想像をしていなかったのでわからずに小串行きに乗ってしまったようです。仙崎からの折返しの列車で案内なかったんだけどなあ…。


ま、まあ最悪下関→新山口まで行って、そこからバスで萩か山口線で益田に向かえば乗り継ぎの問題はないだろ観光はできないけど、と思いつつ時刻表を開くと、途中で折り返せば1本あとの東萩行に乗れるので、途中で折り返すことに。

というわけで、折り返すことを決めた時点の次の停車駅だった人丸駅で降りて折返しを待つことにしました。4年前までは有人駅だったので窓口のあととかがありました。いまは閉鎖されています。

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元乃隅稲成神社の最寄りのようですが、ここから車で30分くらいかかるようなのでさすがに観光とかはできないため、適当に写真などを撮ったあと自販機でお茶を買ってきてベンチで40分ほど座ってました。で、最初は駅舎に人が居たのですが、程なく自分一人に。

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蝉の声だけが聞こえる駅は、うるさいはずなのにとても静かな印象でした。空と雲と山、人の居ないホーム、蝉の声。多くの人が想像しやすいローカル線の駅の風景がそこに広がっています。凡ミスもいいところなんですが、この風景をぼんやりと眺めることができたのはちょっと良かった、と思います。

って、いいこと探ししなきゃやってらんねえ!

折り返して、今度はちゃんと長門市で乗り換えて東萩駅へ。1時間20分着くのが遅れたけどな。

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荷物を預けたあとレンタサイクルを借りて出発。松陰神社を振り出しに東光寺にある毛利家の廟や萩城址、幕末志士の由来の場所とかをざっと巡ってきました。戦国期の毛利氏は好きで、幕末期の長州志士はあまり好きではなかったりしますが、古い町並みが残されている旧城下町は趣があっていいですね。

で、昼飯は図書館近くの売店で夏みかんジュース(写真ないけど、これも美味しかったです)を飲んでいるときに店員さんにおすすめされた萩心海でいかづくし定食を。

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目の前のいけすで泳ぐ剣先イカをあげて、そのまま刺し身や天ぷらにしていただくわけで、こんなもの美味しくないわけがないのですよね。量・味ともに大変満足しました。美味しかったです。

というところで観光を終えて乗り鉄再開。益田へ移動したあと、そこから出雲市までは特急で。途中の江津まできたところで、過去に乗車した分と合わせて山陰線は完乗。三江線も今は昔。

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出雲市から普通に乗り換えて米子まできたところでこの日は終了。

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やくも復帰を祝うホワイトボード。まだ豪雨の爪痕は残っていましたが、着実に復旧しています。


最終日は鳥取を経由して東京へ。次回に続きます。

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長州ぐだぐだ紀行(その3) [旅行]

【8月7日】下関→益田→新山口

この日は、山陰線の益田以西と山口線に乗車予定。ただ、前から来たかった下関に来たので、午前中は観光することに。バスのフリーパスを買ってからぶらぶらと。

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まずはみもすそ川公園へ。源平合戦の最後の戦いである壇ノ浦古戦場にあります。源氏側の英雄・義経の八艘飛びの像と、平家側の英雄・知盛の碇知盛像が、関門橋の下に佇んでいます。平家物語を昔読んだときからここに来てみたかったのですが、ちょっと眺めるだけでも潮の速さがわかり、よくこんなところで戦争できたものだなと思います。今はもう静かなものでしたけど。

つづいて、ほど近くにある関門トンネル人道へ。

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大体800mくらいでしょうか。トンネルを抜けるとそこはもう九州です。さっきまでいたみもすそ川公園が対岸に見えます。ここを降り出しに門司港レトロ観光とかも考えられるところですが、門司港は以前行ったこともあり、今回はすぐに折り返しました。

展望台へ行くロープウェーが動いているのが見えたので続いて火の山公園へ。…しかし。

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なんと定休日。火曜・水曜は休みでロープウェーも試運転していただけのようでした。いや、いきあたりばったりじゃなくてちゃんと調べとけよという話なんですがね。炎天下(この日最高気温は37度)の坂道をよろよろ上がってきたのでかなりバテました。シャツを絞れるくらい汗かきましたしね。

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戻ってきて古戦場跡の道をフラフラしながら、神社とか遺物を見物。この井戸は平家の一杯水といって、戦場から逃れた平家の落人が井戸を見つけて飲んだところ1杯目は真水だったけど2杯目は塩水だったとか。慣れないマルチにすがって1回目は良かったものの2回目に大炎上するQMAプレーヤーのようです。それが敗者の定めということなのでしょうか。自分は源平合戦では平家贔屓で見てしまうのでどこかせつなくなるような場所ですね。

このあたりで持ってきていた水分(水500とアクエリアス500)が尽き、本当に脱水症状で死ぬんじゃないかとふと思ったところにコンビニとバス停が会ったので、休憩の後引き返して唐戸市場へ。

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どこにでも萌キャラはいるんだなあなどと思いながら市場の中を回ってたのですが、11時近くになっていて時間も遅かったためかあらかた閉店してしまっていました。ふぐのセットとかはあったんですけど値段と量がちょっと折り合わないかなという感じで買って帰るのは断念。ただ、せっかくなので食べて帰ろうということで、カモンワーフのふくの関という店で定食を。個人的にふぐという魚が他を圧倒するほど旨い魚だとは思わないのですけど、料理の幅が広いのがいいですよね。いろいろなものが楽しめました。


このあともうしばらくブラブラしたり、ラウンドワン下関にいったりしたあと乗り鉄開始。

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山陰本線を東へ。車窓に響灘を眺めながら進んでいきますが、遠方に点々と島々がみえ、近いところでは透明度の高い水の波が穏やかに押し寄せてきていて、実にきれいな光景でした。晴れていてよかったです。一見の価値のある車窓だと思います。

長門市で乗り換え、益田へ。

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三江線で使われていたと思しきキハ120をみやりつつ山陰線とは一旦お別れ。山口線のキハ47に乗り換えます。乗った列車は通常の塗装でしたがレノファ山口FCのラッピングトレインがあるあたり山口県という感じですね。

このあとは、このまま新山口まで乗り通して終了。駅前にこれと行った店もなかったので、夕飯はハンバーガーショップで済ませて就寝。

4日目に続きます。

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長州ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

【8月6日】新大阪→広島→可部線・アストラムライン→新山口→宇部線・小野田線→小野田→下関

普段の乗り鉄旅行からすると比較的ゆったりな出発が多い今回の旅程。8時台のさくらの指定を取って広島へ。

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のぞみの自由席のほうが早くて安いんですが、みずほ・さくらの指定席は2列×2列で広くて快適なんですよね(故にこちらのほうが混んでる。)。20番線使ったこともなかったのでこちらにしました。

広島は依然として7月の豪雨の影響で路線が寸断されています。当初の予想より進捗は早そうですがまだまだ時間は掛かりそう。本来の行き先に行かない路線も多い中、早々に復旧していた可部線が今日最初の路線。

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かつては三段峡への観光路線であった可部線も現在は広島近郊の通勤路線として生まれ変わろうとしてます。現在の終点あき亀山も絶賛工事中でした。数年先には違った姿になっているのでしょう。

続いて、途中の大町で降りてアストラムラインに乗車。

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紙屋町に近い本町からエディオンスタジアム最寄りの広域公園駅までのリニア路線。広域公園駅はいかにもサンフレッチェのホームという感じの内装でした。ただ、広島駅からの時間を考えるとやはり遠く感じますね。本町からでも37分、広島駅からも1時間近くかかるというと池袋からメットライフドーム行くのとそう変わらないけど「広島」なわけで、中心部に移転の希望があるのはわかります。まあ、簡単に作れるものでもないのでしょうが。

乗り通したあと、広島駅へ戻ってお好み焼きを。14時前なのに駅ビルのレストラン街はずいぶん混んでましたね。食事を済ませたあとは新山口へ移動。本来は在来線で行く想定でしたが運休のため新幹線でワープ。

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余談ですが、このとき広島駅の新幹線コンコースがすごく混んでたのですけど、なんとか組合等々とのぼりを立てて団体がいくつも集合していたので、どうやらこの日に行われるデモ等のために各地からやってきた方々だったようです。食事時は外しているのにレストラン街が混んでたのもこういう方々が来てたのでしょう。

なるほど、単に広島出身の人が慰霊に来るだけでなく、こういう人たちが各地から来るからホテルが埋まるのかというを実感したところです。印象に残ったのは彼らの多くがにしき堂の袋を持っていたりしていたので、ここでイデオロギー的な話をするつもりはないですが、ああいう「活動」で来る人達ももみじまんじゅう買って帰るんだなというところでした。前日入りして観光とかもしてるんでしょうか。


閑話休題。

新山口からは宇部線へ。宇部まで乗り通したあと宇部新川まで戻って小野田線へ。このあたり海沿いを走っていくわけですが、宇部に近いあたりは工場の間の路線ということで鶴見線に似た印象です。

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で、この旅行のひとつの目的は小野田線の支線で長門本山駅にいくことにありました。

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雀田駅の分岐から1日3本(朝2本、夕方1本)しか通らない本山支線へ。その先には終点標と簡素な駅舎(トイレも自販機もない)だけの駅があります。もはやここでしか見られない123系電車と合わせ、終末感のある何もなさでした。JRの路線もかれこれ80%を超えるくらい踏破しましたが、間違いなく上位に入る終着駅でしょうね。

その後、小野田線を乗り通して下関へ。西の日暮れは遅いですね。19時40分くらいでも、まだ西には夕焼けが見えました。そういう部分で旅行していることを実感できます。下関では、もう飲み屋くらいしか開いていなかったのですが、ホテルの近くにはどうもやかましい感じで一人で飲みにくいお店ばかりだったので適当にラーメン屋で済ませて終了。まあ、そのラーメンは結構美味しかったです。

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というところで2日目は終了。翌日は山陰線を東へ進み、益田から山口線へ。ただ、その前に下関の観光をしてからということで、次回へ続きます。


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長州ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

去年はまとまった休みが取れなかったのですが、今年は長期の休みになったので4泊5日の旅行に出ることにしました。昨年は2泊の短い旅行で東北に行ったので今年は西へ。

元々は、未乗車の中国地方のJR線をすべて乗り潰すことを考えていたのですが、7月の豪雨で予定の内呉線、岩徳線、木次線(これは8月8日に復旧)が不通のままとなっているので、どうしたものかと思ったのですが、山陰線が全通して大体の路線は一周はできそうだったので、未通の路線はまた次回ということにしてそのまま西へ出発しました。

【8月5日】東京→京都→敦賀→綾部→京都→新大阪

元々は呉線を予定していた初日ですが、呉線が不通なのとついでに広島で宿が取れない(これは翌日の原爆忌のためと思われる)ため、泊地を新大阪として関西地方の列車を乗ることに。選んだのは湖西線と小浜線です。

まずは7時50分の新幹線で京都へ。お供は広島名物あなごめし。甘いタレが穴子と馴染んで美味しい駅弁でした。

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京都からは湖西線へ。金沢から名古屋へ抜けたことはあったのですが、大阪方面に抜けたことはなく乗るのは初めてです。琵琶湖の西岸を通って敦賀まで行くわけですが、かなり長い間車窓に琵琶湖を見ることができます。いやあ、大きな湖ですね。

新快速で敦賀まで。敦賀では駅前の食堂で刺身定食を。やっぱり日本海は海産物ですよね。美味しかったです。

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続いて小浜線へ。

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こちらも車窓に若狭湾が広がります。まあ、電車の中からなんで、なかなかキマった写真が取れないのは残念ですが、いい眺めの路線でした。2時間ほどの乗車で東舞鶴へ。この先、西舞鶴までが未乗区間。西舞鶴はかつて天橋立の帰りに宮津線のゲリラ豪雨と土砂崩れに巻き込まれてやむなくこちらに回ってきた思い出がありますが、この日は猛暑でしたが雨はなし。旅行には申し分なし。


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その後は舞鶴線、山陰線、東海道線を乗り継いで新大阪へ。
ホテルに荷物をおいたあと梅田で、大阪に転勤で来ている高校時代の友人と会って天ぷらなどを食してこの日の旅程は終了。急に思い立って当日に連絡をとったのですが、無事会えました。やっぱり気兼ねなく趣味関係の話のできる友人はありがたいし得難いものなので大事にしたいですね。楽しい食事+酒でした。


というわけで2日目へ続きます。

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越後路ぐだぐだ紀行 [旅行]

【5月1日】東京→柏崎→越後線→新潟→東三条→弥彦線→燕三条→東京

5月1日に行った乗り鉄の記録です。いくつか日帰りの計画を立てていたのですが、その中で新潟を選んだのはえちごツーデーパス(1日しか使わなかったけどw)という新潟県全域のフリーきっぷがあるのと、新潟方面の時刻表でみたらガーラ湯沢行の運転期間が5月6日までだったからでした。

ガーラ湯沢は、某氏に「JR乗りつぶしで最後になりそうなのはどこか」と聞かれた際に答えた駅なんですが、まあ冬場しか電車が行かないのでスキーしないのでいく機会がないんですよね。だから思い立ったので行ってみようと決めたわけです。

が、しかし。

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今年は雪がなくなるのが早かったようで、4月22日で営業終了してました。まあ、直前に旅程の確認をする際に気づいてはいました、いましたよ?でも、そのまま新潟方面に行こうということでしゅっぱーつ。…まあ、やっぱりガーラ湯沢は乗りつぶしの最後になるかもしれませんね。

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まず越後湯沢までの移動の際に駅弁を購入。越後の焼漬鮭ほぐし弁当。大きな鮭が美味しかったです。
越後湯沢からはほくほく線で直江津へ。北陸新幹線開業後、特急はなくなりましたが「超快速 スノーラビット」というのが走っています。最高速130キロという全国に誇る高速快速ですが、「超」というあたりが子供の意地の張り合いぽくて好きです。きっとJR西日本の「新」あたりに煽られたのでしょう。直江津では時間が合ったので立ち食いそば屋へ。いつぞやきた時は謙信そばを食べましたが、今回は大鱚天そばを。揚げたてで美味しかったです。

ここから特急で柏崎へ移動し未乗区間へ。まずは越後線で柏崎から新潟へ。柏崎で1時間待ち時間が合ったのでブラブラして食事するところを探したのですが特にこれといってなかった(そもそもここまでに2食している)ので、結局電車に乗る前にコンビニでルマンドアイスを買って食べることに。

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もう関東でも売っているらしいですが、食べたことがなかったので。ちょっと甘さが強い感じでしたが美味しいですね。
越後線の車窓は、信越本線より海側を通るので勝手に海沿いを走ると思ってたのですが、そんな事はなく、普通の田園風景が広がっていました。これが新潟に近づくにつれて市街地になっていき2時間半ほどで到着。

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続いて東三条に移動し弥彦線へ。弥彦線は途中の吉田で運転系統が別れ、乗り換えになります。終点の弥彦は彌彦神社で有名ですが、駅舎もそれをかたどったものになっています。趣のある駅舎でした。

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その後折返し。途中、関東ではいなくなった115系の湘南色がいました。こちらではまだまだ活躍しそうです。そして燕三条から新幹線に乗車。燕三条の近くにはQMAのあるゲームセンターがありますが、時間もそれなりに遅くなってたので寄り道してプレーせずに帰宅しました。

新潟方面は磐越西線や只見線などまだまだ乗っていない路線が多くあるので、また来たいと思います。

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