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越後路ぐだぐだ紀行 [旅行]

【5月1日】東京→柏崎→越後線→新潟→東三条→弥彦線→燕三条→東京

5月1日に行った乗り鉄の記録です。いくつか日帰りの計画を立てていたのですが、その中で新潟を選んだのはえちごツーデーパス(1日しか使わなかったけどw)という新潟県全域のフリーきっぷがあるのと、新潟方面の時刻表でみたらガーラ湯沢行の運転期間が5月6日までだったからでした。

ガーラ湯沢は、某氏に「JR乗りつぶしで最後になりそうなのはどこか」と聞かれた際に答えた駅なんですが、まあ冬場しか電車が行かないのでスキーしないのでいく機会がないんですよね。だから思い立ったので行ってみようと決めたわけです。

が、しかし。

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今年は雪がなくなるのが早かったようで、4月22日で営業終了してました。まあ、直前に旅程の確認をする際に気づいてはいました、いましたよ?でも、そのまま新潟方面に行こうということでしゅっぱーつ。…まあ、やっぱりガーラ湯沢は乗りつぶしの最後になるかもしれませんね。

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まず越後湯沢までの移動の際に駅弁を購入。越後の焼漬鮭ほぐし弁当。大きな鮭が美味しかったです。
越後湯沢からはほくほく線で直江津へ。北陸新幹線開業後、特急はなくなりましたが「超快速 スノーラビット」というのが走っています。最高速130キロという全国に誇る高速快速ですが、「超」というあたりが子供の意地の張り合いぽくて好きです。きっとJR西日本の「新」あたりに煽られたのでしょう。直江津では時間が合ったので立ち食いそば屋へ。いつぞやきた時は謙信そばを食べましたが、今回は大鱚天そばを。揚げたてで美味しかったです。

ここから特急で柏崎へ移動し未乗区間へ。まずは越後線で柏崎から新潟へ。柏崎で1時間待ち時間が合ったのでブラブラして食事するところを探したのですが特にこれといってなかった(そもそもここまでに2食している)ので、結局電車に乗る前にコンビニでルマンドアイスを買って食べることに。

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もう関東でも売っているらしいですが、食べたことがなかったので。ちょっと甘さが強い感じでしたが美味しいですね。
越後線の車窓は、信越本線より海側を通るので勝手に海沿いを走ると思ってたのですが、そんな事はなく、普通の田園風景が広がっていました。これが新潟に近づくにつれて市街地になっていき2時間半ほどで到着。

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続いて東三条に移動し弥彦線へ。弥彦線は途中の吉田で運転系統が別れ、乗り換えになります。終点の弥彦は彌彦神社で有名ですが、駅舎もそれをかたどったものになっています。趣のある駅舎でした。

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その後折返し。途中、関東ではいなくなった115系の湘南色がいました。こちらではまだまだ活躍しそうです。そして燕三条から新幹線に乗車。燕三条の近くにはQMAのあるゲームセンターがありますが、時間もそれなりに遅くなってたので寄り道してプレーせずに帰宅しました。

新潟方面は磐越西線や只見線などまだまだ乗っていない路線が多くあるので、また来たいと思います。

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JR30周年記念ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

【7月30日】弘前→弘南鉄道→秋田→男鹿→秋田

当初の予定では青森から秋田へ移動する予定でしたが弘前泊となったためかなりの余裕ができたため、弘南鉄道の乗りつぶしの前にまず弘前城を見物にいくことにしました。

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8時台で資料館なども開いていないし下から眺めればいいかと思ってたのですが、写真のようにどうもきれいに天守が見えないので結局上まで登って見物。時間的に中に入ることはできませんでした。

上まで行った結果、予定の電車の時間に間に合うか怪しくなり天守から中央弘前駅まで早歩き+小走りで移動(20分弱)したため、なんとか間に合ったものの汗だくになりました。ケチらずにタクシー乗りゃよかった。(予定の電車に乗れないと大鰐から弘前に戻る普通電車に乗り継げなくなるため急ぐ必要があった)

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この日の最初の乗り鉄は弘南鉄道大鰐線。大鰐温泉まで市街地を抜けつつ走ります。車両は昔の東急の車両でクーラーがありませんでした。走ってきてたので死ぬほど暑かったです。大鰐温泉で風呂にでも浸かりたいところでしたが、せいぜい駅前の足湯に行くくらいの時間しかなかったので別途タオルを濡らして顔や首などを拭いてから移動。

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弘前に戻ったあとは弘南線へ。終点の黒石はつゆやきそばで知られていますが、まだ店が開いていない時間でしたので撤収。で、弘前に戻って食事でもと思ってたのですが、途中で気になるものがあったので特急に間に合うのを確認した上で途中下車。

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田舎館の田んぼアートです。シーズン中は会場近くの駅から訪れることができます(まあ、普通の人は車で来るんでしょうけど)。下から見ていると、色とりどりの稲が植えられているだけなのですが、上から見ると鮮やかな絵が浮かび上がってきます。思っていた以上に壮観できてよかったです。また、石づくりのアートだとか、田んぼアート見学用の櫓から山並みを見渡せば岩木山の雄大な姿も見ることができます。

なお、車で来る場合はすぐ横にあるウインズ津軽の巨大な駐車場が利用できるので、車が置けないというような事態にはなりません。

1時間ほど見物したあと弘前に戻って秋田に移動。秋田からは男鹿線へ。

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列車にもなまはげ、男鹿駅の展示もなまはげでした。どうしても男鹿半島といえばまずなまはげを思い出すので、そのイメージ通りでした。流石に観光する時間はもうなかったので秋田まで戻って食事をしてこの日は終了。食事は秋田らしく比内地鶏の親子丼と稲庭うどんにしました。

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【7月31日】秋田→新庄→酒田→秋田→東京

この日は奥羽本線と羽越本線の未乗区間を乗ることに。この日は天気が今ひとつだったので車窓も今ひとつ。

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まずは奥羽本線で新庄へ。山形新幹線の開業とともに新庄以南は改軌され、以北との線路のつながりが途切れました。山形県では新幹線を更に北へ延ばす運動もあるようですが、いつかまたつながる日が来るのでしょうか。続いて乗った陸羽西線は土砂降りで並走する川も泥のように。この列車を酒田で乗り継いで秋田に帰ってきました。この日は途中で特に食事もせずずっとドラクエしながら移動していたような印象です。

秋田まで戻ってきたところでようやく日が差してきました。駅弁などを買い込んで初乗車となる秋田新幹線へ。

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特に遅れることもなく東京駅に到着というところで今回の旅行は終了。青森はまだ津軽線、五能線、花輪線、八戸線と未乗の区間が多く残っているので、またまとまった休みが取れたら旅行に行きたいと思います。見どころも美味しい食べ物も多いところですしね。


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JR30周年記念ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

(この記事は2017年7月の旅行を2018年5月2日に書いています。そのうち然るべき日付の場所に移します)

国鉄が分割民営化しJRが発足してから30年ということでJR各社でいろいろなイベントが有ったのですが、JR東日本では7月21日から31日までのうち連続3日間東日本(+いわて銀河鉄道、青い森鉄道)乗り放題のきっぷが発売されたので、それを使って旅行することにしました。31日に有給を入れられたので、29日から31日までの2泊3日となります。旅行先はいろいろ検討した結果週末パスでは範囲から外れている北東北方面にしました。

【7月29日】東京→大湊→青森→弘前

朝6時発のはやぶさでまずは八戸へ。大湊線へ直通する快速「しもきた」に乗り継ぎます。

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もう一本後の新幹線でも間に合うのですが、ちゃんと座れるように早い列車にしました。実際にはぎりぎりでも座れたのですが。ただ、列車自体はこのあとの野辺地からかなり乗客が乗ってきたため、大湊線に入る頃には立ち席もでる混雑ぶりでした。うっかり陸側の席に座ってしまったので、折返しにリベンジを誓いつつまずは終点の大湊まで。

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本州最北端の駅は一つ前の下北駅なのですが、最北端の終着駅ということで「てっぺんの終着駅」と銘打たれています。ただ、大間崎や恐山への観光客は下北で降りてしまうため、満員の乗客の中でもここまで来る人はあまり多くありませんでした。

予定ではすぐに折り返しその後津軽線に乗りに行く予定だったのですが、初日の宿が青森ではなく弘前になったため旅程に余裕をもたせたかったこと、このあとにくる観光列車「リゾートあすなろ」の指定券が取れたため、予定を変更し津軽線を次回に回して弘前にある程度早くつけるようにしました。

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そのリゾートあすなろ、広い座席に窓も大きく下北半島と陸奥湾の景色を堪能出来ました。とても快適でしたが、残念ながらあまり乗客は多くありませんでした(乗車率20%程度)。まあ、土曜の午後で下北から戻ってくる人も少なかったのだろうとは思いますが、ちょっと残念です。

野辺地まで乗車し、駅前のGEOでドラクエ11(発売日でした)を買ったり柴崎選手の記念展示を見たりしたあと青い森鉄道で青森へ。

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青森には15時ころに到着。17時30分の弘前行に乗り換える予定だったため、それまでブラブラしようということで、まず青森港方面へ。

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穏やかで風が涼しくとても過ごしやすい午後でした。ちょうどねぶた祭の準備をしていたり、見るものがいろいろあっていい時にきたと思いましたね。

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また、ここで食事を。まずはホタテの刺身の定食と地酒をいただき、その後閉店間際の市場の方に行ってりんごソフトやサメの焼串などを食べたりしてきました。サメ串はもっと焼きたてを食べたかったところですが、どれも美味しかったです。

その後は弘前へ移動。ゲーセンに足跡を残して(と言うには長居しましたが)からホテルに行って就寝しました。というわけで(その2)へ続きます。

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ときわ路ぐだぐだ紀行 [旅行]

【7月17日】妙典→ひたちなか海浜鉄道→鹿島臨海鉄道→鹿島線→妙典

たまには乗り鉄に行こうということで、この日は休日限定販売のときわ路パスを使用して乗り鉄へ。このときわ路パスは茨城県と栃木県の東側あたりの路線が乗り放題になるものです。

取手でフリーパスを買ったあと普通と特急を乗り継いで、まずは勝田からひたちなか海浜鉄道へ。

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1両編成の気動車でとことこと。海浜鉄道といっても沿線からは海は見えませんでした。車窓には広がる水田の緑。山のあるなし、川のあるなしとかを除けば、各地のローカル線で広がるものと同じ日本の農村の風景です。

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終点の阿字ヶ浦で折り返し。駅には古い車両が保存されてました。今日はひたちなか海浜公園とかに行くわけでもないし、その他には特に何かあるわけでもなかったので引き返しました。

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水戸まで帰ってきてこのあとは鹿島臨海鉄道へ。乗り継ぎに40分ほど時間があったので干し芋のアイスクリームを食べながら待ち合わせ。みるくアイスと書いていますが、ミルクよりも干し芋の味が強いです。

多数の外国人も含めた満員の乗客を乗せて列車は出発。時間はちょうどお昼だったので食事がてらブラブラしようということで大洗で途中下車。

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色んな所にキャラのボードがあったり上りがあったり、おみやげのラインナップの結構な割合をガルパン関係が占めてたりするわけですが、別にこれ目当ての人ばかりがいるわけではなく、海水浴客や海産物目当ての客なども多くバランスが取れている感じです。

自分は駅から海鮮市場のほうまで歩いていってまずは昼飯を。行列のできている人気店とかもありましたが、それを並ぶ時間はないのでまたなくても座れそうな店に入って食事を。生しらすとはまぐり丼。

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しょうがに醤油を垂らしたものをしらすにかけて頂きましたが、大変美味しかったです。その後、市場で土産の海産物を買い物をして駅に戻ろうとしたのですが、食堂が満席で食事が出てくるのにそこそこ時間がかかったことと、歩く時間の計算違いをしていて14時発の列車に間に合わなくなったため、マリンタワーに寄って一休みしたあと駅に戻りました。

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海水浴場も結構な人出のように見えました。またフェリーが港に停まっていて、これに乗って何処かに行ってしまいたいと思いましたが、まあそういうわけにも行かないので帰ってきました。

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大洗からは北浦や鹿島サッカースタジアムなどを車窓に眺めつつ鹿島神宮まで。当初の予定では、鹿島神宮を参拝してから帰るつもりだったのですが1本遅い列車になってしまったので断念して帰ってきました。ここから佐原(起点は香取)までの鹿島線は初乗車でした。これで千葉県と茨城県のJR線はすべて乗車。


ここまでで今回の旅程は終了。佐原からは成田→京成→東葉線経由で帰宅しました。

しもつけぐだぐだ紀行 [旅行]

ゴールデンウィーク中に1回くらいはどこかに出かけようと思っていて時刻表をめくりながらルートを考えていたのですが、未乗のJR線がある地域のうち茨城(鹿島線)はときわ路パスのあるときに行くことにして、今回は栃木方面(日光線、烏山線)へ向かうことにしました。

【5月1日】浅草→日光→宇都宮→烏山→茂木→下館→取手

まずは日光に向かうのですが、どうせフリーパス等もないのでここはJRの普通列車ではなく快適な(と考えていた)東武特急で向かうことに。

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もう少し空いているかと思いましたが通路側しか席はなく、それも発車間際には満席になったようです。まあ座れただけ良かったのですが、隣の席に座った女性が匂いのきつい化粧をしだしたりこちらの席にはみ出してきたりとややハズレの席でした。

計画上、乗り鉄は午後から。なので午前中はたまには観光しようということで思い立って東照宮方面へ。最初は駅から見て東照宮の奥にある二荒山神社へ。家内安全などにいいようなので、ちょうど米国在住の妹に2人目の子どもが出来たということもあるので健康祈願をしたりお守りを買ったりなど。

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続いて東照宮へ。

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東照宮に来たのは小学校の修学旅行以来だったのですが、当時は行かなかった奥宮や拝殿、宝物館などにも行ってきました。昔はただ古い建物にしか見えなかったものも、ある程度家康なり江戸時代なりを知った後で来るといろいろ見ていても楽しいものがありますね。

輪王寺まで見る時間はなかったので、このへんで日光駅にもどって乗り鉄開始。東京からくる客は大半が東武経由なのかと思ってましたが、外国人を中心にJRの駅にも人が多かったです。新幹線を使ってくるのかもしれませんね。

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駅名や行き先案内も独特のフォントの日光線。

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宇都宮に着いて昼食。とりあえず宇都宮といえば餃子が有名ですが、食事に主体性のない私は当然それに流されて餃子を食べることに。もう13時だというのに行列のできている店もあって、きっとそこは人気店なのでしょうけど、並んでいる時間はなかったので適当に空いている店に入って餃子定食を。雨が降ったりでこの日はかなり寒かったので、あたたかいスープ餃子が一番美味しかったです。また、駅では話題の四季島に遭遇したりしました。

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続いて烏山線で終点の烏山へ。この列車では充電式の電車が使われています。まあ、見た目や乗り心地は特に普通の電車と変わらないのですが、終点に着くと充電した後で再度出発するというものです。関東だとここだけですかね。あとは仙石線(東北仙石ライン)などで使われています。

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ところで、QMAにもこんな問題がありますが、烏山駅はかつて銀河鉄道999とタイアップしたミステリートレインの終着駅でした。

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その駅前はどんな感じなのかというと…

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……特に何もないですね…。ここに連れてこられた乗客は一体どうしたんだろうと思いましたけど、きっと機械の体になるので何もなくても良かったのでしょう。あるいは充電設備にも使われているのかもしれませんね。


さて、このあと折り返そうと思ってたのですが、計画を立てているときに調べていたらここから真岡鐵道の市塙駅に行くバスが有るということで、そちらに抜けることにしました。この発想はなかったので駅メモラーと思われるそのブログ主には感謝したいところ。これ、乗り鉄的には大幅に効率化できるルートです。

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バスはマイクロバス。30分ほどで快適に連絡できて大変乗り鉄には便利なバスだと思いますが、乗客は私以外にはあと1名でした(多分乗り鉄か駅メモラー)。通勤通学の時間帯とかだと地元の方とか乗っているんですかね…。ちょっと心配になってしまいました。

このあとは真岡鐵道を一旦茂木まで乗った後、引き返して下館へ。茂木駅にはSLの転車機がありました。いつかSLも乗ってみたいです。

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また旧国鉄時代の駅名標もまだあります。関東だと、このタイプがあるのも大分減ってきていると思います。

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下館からは関東鉄道常総線で取手まで。早く帰るのなら守谷でTXに乗り換えるのがいいのですが、今回は全線乗車のために終点まで乗り通しました。

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という感じで栃木県を西から東へ縦断した後、茨城県経由で帰ってきました。関東もまだいくつか乗っていないJRの路線があるので、それと組み合わせる形でまた出かけたいと思います。


南房総ぐだぐだ紀行 [旅行]

【2月27日】妙典→蘇我→上総亀山→安房鴨川→大網→成東→佐倉→我孫子→妙典

休みが取れたので終日QMAよりは久しぶりに何処かに行こうということで、南房総フリーきっぷを使用して房総半島を一周りしてきました。その後は東金線や成田線を経由して帰宅というルート。

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まずは久留里線に乗車。上総亀山まで行く列車が早朝か夕方しかないため、早朝の便を選択。そのためにわざわざ5時起きになりましたが、まあしょうがない。この日の朝は寒かったです。
千葉県内のJRではここしか走っていない気動車でのどかな風景が広がる車窓を眺めつつ終点の上総亀山へ。

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途中の久留里までは結構学生が乗っていましたが、その先の上総亀山まで乗っているのは3両編成で3人くらいでした。まあ、写真にもある通り駅前に特に何かあるわけでもないので、それはそうという感じですが。現状でも久留里から先は1日に8本しかないですし、将来的に残り続けるかは微妙な気がします。

そのまま折り返して木更津に戻り、内房線を南へ。

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館山を過ぎて車窓に海を眺めつつ内房線の終点安房鴨川へ。千葉県人ですが、ここまで来たのは数十年ぶりでした。記念というわけではないですが、乗り換えを一本待って食事へ。

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もっと海沿いに行けばいろいろ店がありそうですが駅付近にはあまりなかったので、目に入った駅前の寿司屋で地魚ずし(参考までに値段は¥2600)を。キンメの焼き物が一番美味しかったです。ほかも満足の行く味でした。

お店が結構混んでいて列車の時間ギリギリになりましたが、この後は外房線へ。

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終始曇り空でしたが海は穏やかでした。

車窓を眺めていて内房も外房もそうなのですが、今走っている普通列車は209系の4両か6両編成、特急も5両編成とさほど長い編成ではないのですが、概ねホームは11両編成に対応したもの。長いホームに短い車両が停まっているのはちょっと寂しい気持ちになります。夏ダイヤとは言え11連を内外とも鴨川まで走らせてた国鉄時代がおかしかったといえばそれまでなんでしょうけど。

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大網から未乗だった東金線に乗り、その後さくら、成田経由で我孫子まで。で、せっかく我孫子に来たしすぐに目に入ったので、あの立ち食いそば屋へ。

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我孫子駅の弥生軒です。午後4時台にも関わらず数人並んでいるあたりで人気店であることを実感します。普通に唐揚げ2個にちくわ天とかつけましたが、思った以上に大きかった上に、だし汁と衣の味がかなり濃く感じられ完食するのはなかなか厳しかったです。ボリューム満点で正直唐揚げは1個でもよかったですね。


で、お腹いっぱいになったところで我孫子を出発、武蔵野線経由で帰宅しました。

三江線ぐだぐだ紀行(その5) [旅行]

予定より長くなったけど、これで最後。

【9月1日】出雲市→米子→境港→鳥取→倉吉→米子

7時前の普通列車で出雲市を出て米子に。この日はまず境線に乗車。

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0(霊)番線の案内を抜けると、そこは異世界(大袈裟)。

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ホームには鬼太郎の銅像を始め作品世界についての展示があり、車両はラッピング(猫娘+目玉おやじの編成と、鬼太郎+ねずみ男の編成がある)、シートもキャラカバー、ついでに車内放送も鬼太郎と猫娘がしてくれます。

境港駅ついたあとは、少し時間に余裕があるので水木しげるロードをぶらぶらと。

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先生と、その生み出されたキャラクターたちが徒歩で約10~15分ほどの通りにたくさん置かれています。また記念館や妖怪神社なども観光客で賑わっていました。

もっとも自分の目的としては、妖怪ロードを抜けてさらに20分ほど歩いたところにある海産物センターだったのですが。

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実家向けにのどぐろの干物とかを買って送付したあと、隣接の食堂で食事。写真のとろマグロ炙り丼も美味しかったですが、写真を撮り忘れたイカの水揚げ直後の刺し身も美味しかったです。まあ、お値段は少々しましたが・・・・・・。

このあと豆腐バニラソフトとかを食べながら再度水木ロードを戻って乗り鉄再開。米子に戻ったあと、快速列車で鳥取へ。これは昨年3月の旅行で乗っていなかった区間を乗るためだけで、鳥取ではすぐに折り返しました。で、折り返して立ち寄ったのが倉野川。

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じゃなくて倉吉ですね。QMAプレーヤーにも先日のタイアップで名前は知られたであろうひなビタの舞台倉野川のモデルになっただけでなく、姉妹都市とかやってます。せっかくなので立ち寄ることにしました。ただ、滞在時間が2時間弱しかないので例のちくわパフェの店に行くのは難しそうだったため、市街地の方へ。で、まず行ったのがここ。

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ひなビタ関係ないじゃないかって?
・・・いや、ガイドブックとか見ていたらあったので、カード決戦親方勢としては行かないとね。ひなビタよりも猛牛でしょう。

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借りきった民家に、優勝掲額とか優勝当時の雑誌記事、取組や日常使用していたものなどを展示していました。あとは、琴奨菊優勝披露宴のスナップ写真集とかw。まあ、無料なんでそれなりの展示内容ですが。

そこを振り出しに市役所近くの中心部をぶらぶら。写真がないので申し訳程度に書いておくと、昔は城下町だったわけで当時の面影を感じさせるような趣きのある町並みでした。そんな中にひなビタとタイアップした店舗も結構ありました。

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店先や店の中にあることが多いので、写真だけ撮って出て行くのがちょっと申し訳ない気持ちになるのが、ある意味タイアップとしてよく出来ていると思います。結局、和紙を使ったブックカバーとか、大吟醸元帥とか買ってしまいました。
小物店の方が言うには、午前中にもひなビタ目当てで来た女性の人がいたし、大きなイベントが開催されてない時期でも少なからず人は来ているとの事だったので、タイアップとしてはうまく行っているのでしょう。

最後に観光案内所で住民票を発行してもらって撤収。写真はその住民票と、大吟醸元帥のひなビタタイアップラベルです。ラベルは別にしますか?と聞かれたら「じゃあ別で」と応えるに決まっているじゃないですか。ねえ。お酒は帰ってきて飲みましたが、すっきりとした飲み口でかなり飲みやすく美味しかったです。

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あとでバスのルートとかを確認してみると、そもそも倉吉に立ち寄るつもりではいたので事前にきちんと計画を立ててれば、ダイアナのちくわパフェ行けたかなと思いましたけど、そこまで気合が入っていなかった自分の負けです。ひなビタタイアップをやっている店はかなり広範囲に広がっている(らしい)のでもし今後行く人がいたらタイアップをしているお店と見て回る順序はきちんと計算したほうがいいと思います。


このあとは普通列車で米子まで戻ってサンライズに乗車して東京に帰ってきました。流石に9月に入って平日なのでかなり個室の空きが目立ってましたね。

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廃止直前の三江線をはじめ、岡山広島島根鳥取のかなりの列車を乗りつぶしましたが、陰陽連絡線もうひとつの過疎路線である木次線を今回は乗れていないので、まだほとんど乗れていない山口県と合わせていずれまた乗りに行きたいと思います。今回はここまでのお付き合いありがとうございました。


三江線ぐだぐだ紀行(その4) [旅行]

旅行の続き。

【8月31日(続)】出雲市→出雲大社

ホテルに荷物をおいたあと、出雲大社の参拝に。ちょうど一畑電車が出るタイミングだったので、行きは電車で。電鉄大社線は椅子が外向きでした。JR九州の「指宿のたまて箱」みたいな感じ。まあ別に外に絶景があるわけではないのですが、せっかくの旅行なら外を見ながら行くほうが楽しいとは思います。

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そして出雲大社へ。まずは、相撲ファンとして本堂手前の相撲の始祖に参拝。

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ついで本堂へ。流石に18時近くになっていたので、もう社務所もひとつしか開いていないし、ほとんど人もいませんでしたが。ただ、いつぞやの伊勢神宮と違って人の少ない境内は少し重々しく感じられますね。

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お参りも済ませて甥っ子にお守りとか買ったのち少し境内をぶらぶらしてから撤収。夜も近いし参道で出雲蕎麦でも…と思ってたのですが、参道の店は団体客が帰っているからかほとんどがすでに閉店していました。しかたないから出雲市駅に戻ろうと思ったのですが、バスも電車も1時間近くあと。そのため時間つぶしがてら近くの旧大社駅を見に行くことに。なお、駅舎開放は18時までで、自分がつく直前に閉まった模様。

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東京駅、門司港駅と並んで重要文化財指定されている駅舎ですが、大社線は1991年にすでに廃止されているため駅の跡地が公園になっています。ホームにはSLが留置されたままになっていますが、サビが目立っていました。構内には私と、犬の散歩をしていた地元の人しかおらず、夕闇に染まっていく駅舎と朽ちようとしているSLの組み合わせは非常に物悲しい雰囲気でした。

で、出雲市駅に戻って蕎麦屋で三色割子そばを地酒とともにいただいて、この日の旅程は終了。ラーメン屋に併設の蕎麦屋だったんですが、思ってたよりも大分美味しかったです。

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最終日までこの項に入れると長くなりすぎるので、一旦ここまで。次で終わります。


三江線ぐだぐだ紀行(その3) [旅行]

旅行の続き。

【8月31日】広島→芸備線、三江線、山陰本線→出雲市

3日目はまだ薄暗い広島駅からスタート。いよいよ本旅行のメインである三江線を乗りに行きます。

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今回の乗り鉄で乗った路線の中で、おそらくは一番乗客が多い(実際途中まで6両繋いでいるのにほぼ満席だった)芸備線の三次までの区間が、一番車両が古いキハ47系というのがちょっと面白かったです。広島を出てズムスタの横を通り抜け、いざ内陸へ。2時間ほど揺られて三江線の待つ三次駅へ。

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発車の1時間前に着いていたので、駅のコンビニで買い物したあと構内の写真を撮ったりしていると列車が到着。1両編成かと思ったら2両つないでいたので、そんなに乗るんかいなと思ったのですが、もう一本あとの芸備線から来た人を含めるとだいたい座席は埋まっていました。18きっぷシーズンだからというのもあるのでしょうが40人弱は乗っていたと思います。

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時に左右の河岸を渡り、時にトンネルを抜けつつ列車は江の川にそって進みます。そしてぽつりぽつりとある集落ごとに駅がある感じでしょうか。時には下の道路から遥か高架上に駅があったりします。

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トンネル間の高架にあり【天空の駅】とも呼ばれる宇都井駅。駅の下から小さな男の子が熱心に手を振っていて、自分も含めて乗客がみんな手を振り返していたのが印象的です。とても和む光景でした。

そんなこんなで列車は途中の石見川本に到着。一応ここまでの行き先になっているのですが対向車をまって同じ車両で江津に向かうことになります。ただ、その待ち時間が1時間半もあるので、一旦全員が降ろされることに。なので食事がてら時間つぶしに近隣をブラブラと。駅の中では元町役所の職員の方が食堂などが記載された駅前の地図を配り、荷物預けサービスを行うなど、1時間半の待ち時間を過ごしてもらうための配慮がされていました。

自分も駅前の寿司屋でランチセットを食べて腹ごしらえ(写真はひとつすでに食べてしまっていますが)。1000円のセットでしたが割と良かったです。ただ、もう来ないかもしれない場所なので、むしろ普通の食堂とかのほうを選んだほうが良かったかもと後で少し後悔しました。

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食事後、江の川の川べりを歩いてきました。この日は天気はよかったのですが風が強くて、橋の上でカメラを構えると飛ばされそうで少し怖かったです。

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やがて出発の時間となったので駅に戻って再乗車。江津までは残り1時間、ずっと寄り添ってきた江の川の川幅が徐々に広くなって、いよいよ河口と海が見えてくると終点です。石見川本駅での途中下車も含め約5時間の行程でした。

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実はこの日は三江線の全線開業から41周年という記念日だったのですが、朝刊には明日(9月1日)JR西日本が廃止を表明するという記事が出ていました。JRは廃止の時期は明言しませんでしたが、早ければ来年春、遅くとも2017年度中には廃止になります。「今後鉄道事業を営むことは一切ない」というJRの強いコメントは異例で、地元自治体とのあまりよくない関係をうかがわせるものでした。
鉄オタとしては時刻表に載る路線が減るのは残念ですが、実際この日の乗客もほぼ旅行客、それも18きっぷによる通過旅客で、地元の人はほとんど乗っていませんでした。じゃあ旅行客でまかなえるかというと、観光列車を走らそうにも福岡や大阪からでも1泊、関東からは2泊必要という距離の壁があり、やはり難しいかなと思います。一方で一度台風などで路線などに被害が起きれば10億単位の復旧費用がかかります。自治体の協力が乏しいのであれば廃止は必然だったのでしょう。しかたのないことだと思います。


ちなみに観光アピールということで言えば、三江線のそれぞれの駅には神楽から取った愛称がつけられたりしているのですが、

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これをアピールする「のぼり」は、どうみても三江線の車両が鬼かなまはげに襲われているようにしか見えず、小さな子供が見たら泣き出しそうです。ちょっとどうにかならなかったのかと思わなくもないのですがw

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江津に着いたあとは、この日のうちに出雲大社などを見ておきたかったため18きっぷを捨てて特急で出雲市へ。この日初めて足を踏み入れた島根県は自分にとって未踏の2つの県のうちのひとつでした。最後のひとつは和歌山県です。

ぼちぼちこの項も長くなってきたので、その4へ続きます。

三江線ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

【8月30日】姫路→姫新線、芸備線、福塩線→福山→広島

姫路から中国山地を経由して広島を目指す2日目は、昨日と変わっていい天気でスタート。ただ、どうも前日は雨で列車が停まってたようで、そのあたりの影響が出ていました。

姫新線は160キロ近くある長大路線ですが、4つの区間に系統が分断されていて乗り継いでいく必要があります。このうち2番目の乗り継ぎである佐用までは順調に来ましたが、来ているはずの津山行きがいません。本来の発車時刻を20分ほど過ぎてようやく折り返しの列車が到着しましたが、どうも前日の雨の影響で徐行運転が行われたようで40分遅れとなっていました。

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津山での新見行きへの乗り継ぎ時間は30分。この先の区間は1日に数本という区間が続き、1回でも乗り継げないと最後までたどり着かないため、ルートを変更する必要がでてきます。まあ、代替交通機関がほぼないこの地域で、突っ込んで動けなくなったらもっと困るので徐行でしか動かないならしかたがないのですが。

間に合うかどうかは運転士に聞けと駅員に言われたので運転士に確認したところ、ぎりぎり間に合うんじゃないかとのこと。自分は定刻には着かなくても新見行きが少し待っていてくれて間に合うのかなと思っていたのですが、折り返しの作業の短縮と徐行が解除されて回復運転ができたことで最終的には20分遅れで津山に到着。普通に新見行きへの乗り継ぎができました。運転士の細かな回復技術が生かされた運転で助かりました。

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津山から先は時刻表通りに動いていました。新見駅では1時間ちょっとの待ち合わせ時間があったので駅前の食堂でそばを食べて、姫新線から芸備線へ乗り換え。芸備線もまた150キロ以上ある長大路線ですが、窓の外に広がるのは中国山地の山麓と田園。トンネルを抜けては同じような光景が広がります。これは姫路からの通勤圏であった佐用をでて山間部に入ってからから三次に至るまでずっとなので、7時間近く見てるとちょっと飽きてきますね。

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木次線との乗り継ぎ駅備後落合でまた乗り換え。広島から松江へ向かう陰陽連絡線の結節点としてかつては急行列車が停車していた駅ですが、想像以上に何もない駅でした。木次線は今回は乗っていないのでいずれこの駅にはまたくることになると思います。

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広島県北の主要都市三次に到着。芸備線の残りは明日乗るため、ここからは福塩線に乗り換えて福山に向かいます。三次に着く直前あたりから雲行きが怪しくなっていたのですが、案の定土砂降りに。程なく上がりましたが、激しい雨が降るといつ列車が停まってもおかしくないので少し怖かったです。

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途中の府中で乗り継ぎ、福山に着いたのは姫路を出てから13時間後の19時33分でした。

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福山から広島までも在来線で行くことも考えましたが、いい加減疲れてきていたのでここから広島までは新幹線で。5000円の出費ですが在来線だと2時間近くかかるので、それを買うと思えばまあ、という感じでした。広島についたあとは駅ビルの中のお好み焼き屋へ。当然のように店内のテレビではカープ戦が流れていました。

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広島のお好み焼きはキャベツを粉に混ぜずに上に乗せて焼くのでがシャキッとしていていいですね。久しぶりに食べましたが美味しかったです。

食事後ホテルへ。だいたいホテルから10分位のところにラウンドワンがあるようでしたが、お酒も飲んでいたので自重して、そのまま寝ることにしました。


というわけでその3へ続きます。

三江線ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

まとまった休みが確保できたので今年も旅行にいくことにしました。昨年は北だったので今年は西にしよう、ということで昨年廃止見込みの報道があった三江線をメインとする、中国地方のローカル線の乗りつぶしが今回の旅行になります。
この辺りには…というかJR西日本は他社は出している特急も乗れるようなフリーきっぷを個人旅行向けに発売していないので、今回は青春18きっぷを使っています。


【8月29日】姫路→加古川線→播但線→姫路

始発で妙典を出て、のぞみとひかりを京都で乗り継いで、まずは姫路へ。

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ここが今回の旅行の起点になりますが加古川線全線を乗り通す列車は12時台までなく、乗り鉄は午後からになるため、駅に荷物をおいて観光アリバイ作りのために姫路城の見物に。

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台風の影響で土砂降りの上に、坂道と階段を上らなければいけないので雨と汗でずぶ濡れになりましたが、天守閣まで上がってきました。雨降りの上に国宝だからか窓に金網が張っているなど必ずしも中からの見晴らしはよくなかったのですが、外から見た時の威容は素晴らしいです。池田氏50万石時代の城なので明治以後だけでなく、江戸時代中でも池田氏転封後15万石程度だった姫路藩にこんなに大きな城はもういらなかったと思うのですが、よく現代に残ったものだと思います。

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ほか歌舞伎「播州皿屋敷」の舞台とされる井戸などを見て撤収。……なぜ人は井戸を見るとコインを投げ入れようとするのか。覗くと小銭がたくさん見えました。また本多忠刻と千姫のパネルは外国人の旅行客(男二人)が顔を覗かせたりしていました。大坂の陣のあと姫路に来た千姫がこのパネルのように幸せな雰囲気だったのかはわかりませんが。
いずれにしてもまた晴れた日に姫路城は訪れたいですね。

駅に戻って乗り鉄開始。新快速で加古川に移動し加古川線に乗車。阪神大震災のときに迂回路として見直され全線が電化されてますが、普段は1両編成。全線を通して走るのは1日10本程度です。

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ただ、このあたり眠気のピークで寝たり起きたりという状況だったのであまり車窓を覚えていません。日本へそ公園とかあったんですが気づいたら終点に谷川近くにきていました。写真は終点の谷川駅。

相変わらず雨が強くどこかで止まって姫路に戻れなくなったらどうしようかとずっと頭の片隅で考えてましたが、谷川で接続する福知山線は特急が運休していたものの普通列車は正常に動いていたので一安心でした。昨春にも乗った福知山線と山陰線を乗り継いで和田山から播但線へ。

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非電化区間の寺前まではローカル線でお馴染みキハ40、寺前から姫路までは関東では見ることができなくなった103系。どちらも通学客を中心に満席に近いくらいの乗車率でした。この頃には外が暗くなっていたのであまり車窓は見えなかったので、いずれまた乗りに来ます。

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姫路について夕食を。アーケード街で探す気力があまりなかったので、エキナカのフードコートで加古川名物かつめしを。重厚でずっしりとくる食べごたえでした。

こんな感じで初日は終了。姫路城からの帰りに立ち寄ったゲーセン(ジーフラット姫路東駅前店)が、実は泊まるホテルからそう遠くなかったので、ホテルに荷物をおいたあと少しQMAの全国大会と音ゲーを少しやってから戻って就寝しました。


というわけで、その2に続きます。

南東北ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

乗り鉄旅行の続きです。(なお、この記事を書いているのは12月31日)

【10月12日】新潟→坂町→米沢→山形→仙台→石巻→仙台→東京

この日は8時過ぎの列車と乗り鉄旅にしては遅い時間でよかったので、ホテルでのんびり朝食バイキングを食べてから出てきました。たくさん食べる必要はないのですが、調子に乗って結構食べてしまいますね。やはりバイキングは幸せな気分になれます。

まずは米坂線経由の快速べにばなで米沢へ。典型的な農村風景を進むローカル線ではあるのですが、割と乗客は多く新潟から米沢まで乗り通す人が結構いました。

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昔は急行で山形まで直通してましたが乗客の減少と新幹線開業による改軌で米沢止まり。そこで駅周辺を少しブラブラ。

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米沢といえば江戸期は上杉家の所領であり、戦国期の作品でネタとして取り上げられがちなのは直江兼続と前田慶次です。あるいはそれ以前は伊達家の所領でした。独眼竜政宗とか天地人とかやってたころはきっと盛り上がっていたのでしょう。あとは米沢牛、ということで昼食はここの牛肉弁当を買って食べました。

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ここから新幹線で再び山形へ。ここから仙山線に乗り換えて今度は太平洋側の仙台へ。写真は暗くてよくわかりませんが、仙台駅のトイレに伊達政宗の兜のレプリカが飾ってあったものです。

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更に乗り換えて仙石線で石巻へ。石ノ森章太郎の漫画のキャラクターをあしらったマンガッタンライナーが走っています。

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また、石巻の駅前でも石ノ森キャラが出迎えてくれます。市役所を守るように立つ仮面ライダーと記念撮影。

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で、旅の最後ということで、石巻といえば海産物でしょうと寿司屋に入ってお酒とお寿司を食べてきました。

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一ノ蔵!賢将!…ということでお酒もお寿司も美味しかったです。大変満足したところで一路東京に向かって帰宅しました。


山形県はこの時点で足を踏み入れたことのなかった3つの県の一つでした(残りは和歌山と島根)。この地域はまだまだ乗っていない路線が多いので、そのうちまた行きます。

南東北ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

バタバタしていて書きそびれていた乗り鉄旅行の記録を。(書いているのは12月31日です)

【10月11日】東京→山形→左沢→新庄→余目→長岡→新潟

関西杯開催に伴いQMA予選の谷間ということで旅行に出ることにしました。初日は山形新幹線乗車のあと、日本海に抜けて新潟へという旅程。

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初めて乗るE4系でまずは山形へ。福島から高架を降り、いわゆるミニ新幹線に初めて乗ることになったのですが、奥羽本線を狭軌から標準軌に改軌しているとはいえ、乗り心地はフル規格に比べると悪いのはしょうがないかなというところです。

山形からは左沢線で左沢へ。フルーツラインの愛称の通り、駅名票が山形名産の果物をかたどったものになってたりします。左沢駅は割と立派な駅舎も在り、おみやげ屋や展示なども充実していましたが、折り返しに時間がないため(たしか7分)、地元っぽい飲料を買っただけで撤収。

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山形へ戻ったあと山形新幹線を乗り通すべく新庄へ。芋煮どん兵衛など、多分東京では見かけない山形っぽいものを購入したあと、日本海に抜けるために陸羽西線(奥の細道最上川ライン)へ。

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車両は東線(奥の細道湯けむりライン)のものでしたが。これで余目へ。途中雨雲で真っ暗になり一時土砂降りに遭遇したりもしましたが数分の遅れで余目に到着。余目からは特急に乗り換え、羽越本線を日本海を見ながら南へ。

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ようやく雨がやんで少し明るくなってきましたが、こういう雰囲気の日本海はちょっと寂しいですね。

このあとは特急を新発田で降り、新津経由で長岡までいったあと折り返してきました。すぐに新潟に向かわず長岡まで行ったのは、信越本線の長岡~新潟間を乗り切っていなかったためです。この過程で「吉田行き」の列車とかを見ていたために八千代の賢竜予選で吉田うどんを新潟県とする血迷った回答をしてしまいましたが、まあそれは後の話。

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ホテルに荷物置いたあとゲーセンに足跡を残し、近くにあったタレカツの店でタレカツ丼を食べてこの日は終了。タレカツ丼は調子に乗って大盛りにしましたが、予想より多かったうえにタレが甘くて最後の方は辛かったです。程々のほうが良さそう。


食事後ホテルに戻ってあっさりと就寝。翌日は次項で。

道央ぐだぐだ紀行(その4) [旅行]

旅行の続き、これで最後。

【8月5日】札幌→室蘭→函館→新青森→東京

もう1日いることも少し考えたけど予定通り帰路につくことに。室蘭本線の枝線で室蘭駅に寄ったあと、もう1回函館でなにか食べてから帰ることにしました。北斗2号で出発するために6時には札幌駅へ。

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ちょうど同じホームに青森からきた急行はまなすが到着してましたが、この夜行列車の乗車位置票もかかっているのは残り僅かとなりました。寂しいですが、これも時代の流れ。

昨日の4号が満席だったので警戒していたのですが、さすがに時間が早過ぎるのか大体50%くらいの乗車率でした。ただ、隣がいつ埋まるかもわからないので荷物は棚において着席。で、1時間半かけて東室蘭へ。入口近くに座っている人が持ち込んだ犬が人が通るたびにキャンキャンと吠えるのでずっと気になっていたのですが、それに気を取られていたら着替えや携帯の充電器を入れた荷物を特急に置き忘れたまま降りてしまいました。気がついた時にはドアが閉まっていたので、もうどうしようもなく。

前日はホテルに荷物をおいていたのですっかり体が荷物を取ることを忘れてしまっていたようです。出てしまったものはしょうがないので駅員に連絡。「多分函館預りになるけど、確認したら携帯に連絡するから」ということで、連絡を待ちがてら乗り換えて目的の室蘭へ。

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これで室蘭本線は完乗。JR北海道は残り富良野線、札沼線、日高本線。まあ、富良野線は安泰でしょうけど、あと二つは廃止になってもおかしくないのであるうちに乗りに行きたいところです。

室蘭駅で折り返しの電車を待っていたら電話がかかってきて函館で預かっとくとの事だったので、感謝の意と次の特急で向かう旨を伝えました。で、東室蘭で函館行きの特急(昨日乗った4号。こちらはほぼ満席でした)で函館に向かって無事回収。本当に駅員さんと乗務員さんには感謝です。
こんな形で荷物を忘れたのは初めてだったのですが、金目の物はすべて手元にあったし、おそらく函館預りで帰路上にあるので落ち着いてはいましたけど、逆方向だったりリカバリの効かない場所でのロストではなかったので本当に良かったです。

で、函館ではおみやげの海産物を買って郵送したあと、昼食。

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いや、やっぱり北海道の海産物は素晴らしいです。海鮮丼はホタテがプリプリでほんとうに美味しかった。またその後に食べた焼きホタテも最高でした。酒はビールしかないようなのでビールにしましたが、ビール苦手のデフィーさんではありますが、この日の函館はくそ暑かったのでさすがに美味しく感じられましたね。


で、しばらくぶらぶらしたあと白鳥と新幹線を乗り継いで東京まで戻りました。青函トンネルを在来線で通過するのも、おそらくはこれが最後でしょう。北海道新幹線の開通はどうやら来年3月26日となりそうですが、開通したらまた乗りに行って、北海道を旅行したいと思います。新幹線を東京駅で降りた瞬間に感じる暑さと湿気で、すぐに北海道に戻りたくなりましたしねw。


道央ぐだぐだ紀行(その3) [旅行]

さらに旅行の続き

【8月4日】札幌→苫小牧→岩見沢→札幌→門別競馬場

門別競馬場に行く送迎バスの出発時間は12時30分。それまでの時間つぶしとして当初は札沼線の乗りつぶしに行く予定だったのですが、始発で出発しても新十津川まで行って帰ってくると札幌着12時15分。北口のバスターミナルまでの移動を考えるとちょっとでも遅れると間に合わないため、さすがに断念。翌日乗る予定の室蘭本線苫小牧~岩見沢を乗ることにしました。

まずは7時30分発の北斗4号で苫小牧まで。これが大混雑で自由席は立席が出ていました。自分は15分前に並んでたのですが、ぎりぎり座れた感じで結構危なかったです。苫小牧や室蘭へのビジネス客が多かったり旅行客も多かったですがちょっと意外でした。

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乗るのは室蘭本線ですが、車両は優駿浪漫ということで日高本線のもの。日高本線は高潮の影響で運休中で2019年の復旧なんて言われていたのですが、石北本線の上川~遠軽間も不通になってしまい、そちらの復旧が優先されるため、かなり見通しが厳しくなりました。留萌本線の廃止理由を見ると日高本線もほぼ同じような状況であろうし、今後乗ることができるかどうかは不明です。できれば、復旧して欲しいですけどね…。
室蘭本線には社台、早来、白老、追分など、競馬ファンなら社台グループの拠点でお馴染みの駅名が並んでいます。早来なんて競馬やってない人には難読駅かもしれませんね。

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1時間半ほどで岩見沢へ。かつては岩見沢競馬場でばんえい競馬をやっていましたが、今は廃止されています。自分も来たことがありますが、友人と来たのももう12,3年前のことです。

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札幌に戻って昼ごはん。地下街の中にあったらーめん青龍の北海ラーメン。味噌バターコーンラーメンは東京でも見かけるけど、じゃがいもとアスパラが入っているのはあまりみないかも。味噌ラーメンによくあっていましたけど、もう少しアスパラがシャキッとしてたらもっと良かったかな。


食事後、バスへ。JRの高速バスでした。予約確認して乗車。その際に競馬新聞(競馬ブック)が貰えました。抽選みたいなこと行ってましたけど、もしかしたら遠方からの客ということで自分にはくれたのかもしれません。大体40人ほどの乗客を乗せてバスは門別競馬場へ。約1時間30分位の旅程です。

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スタンドは小さいものが二つあるだけと、話には聞いていましたが本当にこじんまりとした感じなのですが、コース自体は直線も300m以上あり中山競馬場に近いくらいの大きさです。レースの最大頭数は12頭ですがコースは十分に広く、ゆえに実力通りに固く決まる傾向があるようです。

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パドックも本当にすぐ近くで馬が見られます。スタンドのすぐ裏手にあるので、移動も楽です。スタンド自体には特観席はありませんがベンチは十分な数がありますし、トイレなどもきれいなのでかなり過ごしやすい競馬場と言っていいと思います。

この日は1Rから屋台のホタテぐしや焼鳥を食べながら一人で観てたのですが、夕方から仕事を終えたメDRさん、3れんたんさん、ログさんが来てくださって一緒に観戦してました。メさんが確認してきてくれたところによると、残念ながら屋外ジンギスカンは要予約とのことで断念しましたが、メさんおすすめのいずみそばを夕食がてらいただくことに。

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この蕎麦、一見刀削麺のようなざっくり切られた感じの麺なのですが、食感はしっかり蕎麦でした。本店は有名店らしいですが、確かに美味しかったです。競馬場の食事の中では相当な上位に入るんじゃないですかね。

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最終レースまでみて、お三方と別れてバスにのるために撤収しました。仕事帰りにわざわざ寄って合流して頂いてありがとうございました。おかげで楽しかったです。また北海道に行く際には、あるいは皆さんが東京方面に来られましたらよろしくお願いします。

馬券の収支は85/120というところ。ちょい負けですが、予算的にはこれがひとつも当たらないことを想定して組んでいるので、このくらい返ってくれば旅打ちの収支としては上々です。的中数5/12でしたが、当たったレースの配当が軒並み安かったので、仕方のないところです。

帰りもバスは渋滞もなく1時間半掛けて札幌駅へ。その後ホテルに帰って休みました。

(続く)

道央ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

旅行の続き。

【8月3日】深川→増毛→滝川→新得→夕張→札幌

乗り鉄の朝は早い。4時50分起きと今旅程で最も早く起きて早朝の深川駅へ。留萌本線を初電で乗り通します。

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キハ54系は、各地のローカル線で主流のキハ40系と比べ椅子がいいのが素晴らしいです。ただ、この列車の乗客は2名で、その1名もすぐに降りてしまったので、途中の留萌まで私一人になってしまいました。

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途中の留萌駅で20分ほど停車時間が在り、駅の蕎麦屋があいていれば有名なにしんそばでもと思いましたが残念ながらまだ開いておらず、駅弁も受注生産とのこと。名残惜しいのですが、そのまま先へ。留萌を過ぎると日本海の海が車窓に広がります。晴れていていい眺めでした。そして、終点の増毛駅に到着。小さな駅舎のみのこじんまりとした、いかにもローカル線の終着駅という感じでした。貨物輸送華やかなりし頃は、今はあいているところに貨車の止まるスペースがあってもっと賑やかだったんでしょうけども。

なお、昨日付でJR北海道から留萌本線の留萌~増毛間の再来年の廃止が発表されました。早朝かつ学校が休みの時期とはいえ、旅行客を除いた乗客がほとんどいない状況を見ると保守のコスト等まで考えるとやむを得ないのかなあと思います。その旅行客も数人では支えようもありませんしね。そしてこういう理由で廃止となると、後述する日高本線の存続も厳しいのかなあと思いますね。

増毛駅が廃止になると、半家→増毛という珍名駅ネタができなくなるのが残念です(https://twitter.com/defi_stable/status/627970091116687360)。4年かけて辿り着いたのにw。そういやその時の四国旅行の記事をアップしてませんでしたね…。


さて、きた道を戻って深川へ。そして特急で一区間移動して滝川。ここからは、根室本線の未乗区間である滝川→新得間を乗りつぶし。乗る列車は一部乗り鉄には有名なこの列車。

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方向板の説明書きにある通り、日本で運行時間の最も長い普通列車です。滝川から釧路まで実に約9時間。一昔前には20時間掛けて下関から福知山まで走る山陰線の長距離普通列車を筆頭にたくさんありましたが、今となってはすっかり希少な存在となりました。
で、こんな酔狂な列車に乗る人も少なかろうと思ってたのですが、なんと満席で立ち客も出てまして驚きました。でかい荷物持った客が多く、それらの客は結果的には途中の富良野で降りて行きましたが、ヘタしたら新得まで3時間立席かと。まあ、隙間を見つけて何とか座れはしましたが。

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途中の落合駅。こういう何もない駅と、彼方に消えていく線路というようなローカル線の光景が好きです。北海道の路線は原野を切り開いたような路線が多いので、本州では見られない光景が多くて車窓を見ていて飽きません。

そうこうしているうちに新得に到着。列車はさらに3分の2の旅程を残していますが自分はお別れして、新得そばを食べに。

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駅前の蕎麦屋で。少し太めの麺ですがつるつるして美味しかったです。また、地鶏天ぷらも味が濃厚でよかったです。

このあとは、新夕張で乗り継いで夕張へ。

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苦境に立つ夕張に少しでもお金を落としていこうかと思ったのですが、折り返しの電車が出るまで8分しかないため飲み物だけ買って撤収。いろはすハスカップ味、多分東京にはないと思ったので買ってみました。

その後、札幌まで普通列車を乗り継いでもどってきました。夜はラーメンで締め、ホテルに戻ったあと荷物をおいてディノスノルベサとアドアーズ狸小路でQMAしたり音ゲーしたりで2日目は終了となりました。

(続く)

道央ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

今年も夏休みはなんとか1週間まとめて取れたので、旅行に行くことにしました。休みはギリギリまで決まらなかったのですが、なんとか宿も押さえられたので、門別競馬場を中心に道央の乗り鉄をするべく北の楽園であるところの北海道へ向かいました。まあ、自分は鉄道で行き来するのでギリギリでも運賃は変わらないのですが、ホテルは値段の割にいまいちの内装でやはり割高でした。最低でも1週間前には決めたいところですね。

そういうわけで、鉄道に乗ったというのが中心でほとんど観光などはありませんが、しばらくお付き合いください。


【8月2日】東京→新青森→函館→(砂原支線)→長万部→小樽→深川

今年も例によって鉄路で北海道へ。時間的には飛行機のほうが圧倒的に早いけど、休みが確定できない以上安いチケットは取りようもなく、それなら好きでもない飛行機に乗るよりは鉄道のほうがいいのですよね。というわけで、ようやく新青森まで新幹線を乗り通しつつ函館へ。

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で、2時間ほど乗換えに余裕があったので、函館といえば海鮮丼でしょうということでまずは昼飯を。向こうで食べているという心理効果もあるのかもしれませんが、やはり東京で同じものを食べるよりも美味しく感じられます。

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その後、函館港に係留されている青函連絡船の展示などを見たりしました。宇高連絡船は幼少時に何度も乗ってますが、こちらは残念ながら乗ることは出来ませんでした。一度は乗ってみたかったです。

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食事も済ませ時間をつぶしたところで乗り鉄開始。この日は函館本線の未乗区間を乗ることに。まずは、砂原支線を経由して長万部まで。

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途中、大沼付近で炎上ならぬ大雨となりましたが、少々の遅れで長万部まで到達。長万部からは、特急の通る室蘭本線ではなく、小樽経由のいわゆる山線で札幌方面へ。

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途中、QMAの社会タイピング問題でもお馴染みの蕨岱駅(JRで駅名五十音順の最後の駅)を通過するなどで、小樽そして札幌まで乗り通しました。せっかくはじめて小樽まで来たのに、降りもせずに過ぎていったのは残念でしたけど。これで函館~旭川間の函館本線は完乗。

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この日は翌日の行程を踏まえて深川まで行って宿泊。着いたのが23時ではさすがにどこの店も開いておらず、コンビニで軽めの食事を買ってきて食べてそのまま就寝しました。

(続く)

関東外周ぐだぐだ紀行 [旅行]

3月1,2日の鳥取・岡山、13日の常磐に続く18きっぷの旅行第3弾ということで4日目を利用して、割と近場にあるものの今まで乗っていなかった関東近郊の乗り鉄をしてきました。なお、結局1日分無駄にした模様。
(なお、この項は2018年2月25日に記述しています)

【4月5日】妙典→鶴見線→川崎→沼津→御殿場線→国府津→茅ヶ崎→八王子→川越→高田馬場

朝5時過ぎには東西線に乗り込んで、まずは鶴見へ。東京近郊でローカル線を味わうならここへ行けといわれる鶴見線に乗車。10年ほど前までは旧国電の車両が現役だったのですが、流石に現在は205系や209系に置き換わっています。自分はさほど車両にこだわりがなかったので当時乗りに来なかったのですが、今思うともったいなかったですね。

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本線と大川支線、海芝浦支線の3本に別れており、一番手前なのは海芝浦支線なのですが、まずは大川支線。ここが最初なのはとにかく電車がないからです。時刻表にある通り朝夕のみ、土日は3本しかありません。そのため電車の時間を計らって最初に来ました。本線の武蔵白石駅から歩いて数分なので電車がなくても来ることは簡単なのですが、やっぱり電車に乗ってきたいですよね。

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当然のように無人駅、首都圏近郊にもこんな場所があるんですよね。

続いて一旦浅野まで戻って海芝浦へ。

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やはり2時間に1本くらいしか電車のない海芝浦へ。ここは構内に滞在するための公園とかがありますが下車することができるのは東芝の社員だけです。時間の都合もあるので海の写真を撮ったりしてすぐに折り返しました。

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戻って、終点の扇町まで乗り通して鶴見線は完乗。駅舎の施設、駅名標などそこかしこに昭和の趣が残っている東京近郊屈指のレトロ路線を堪能しました。首都圏在住でちょっとした旅行気分に浸ってみたい人には、海芝浦の海の風景などと合わせておすすめです。電車は極めて少ないですが。

このあとは南武線の支線を経由して川崎へ。眠かったので東海道線のグリーン車に乗り込んで次は沼津へ。

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沼津のサードプラネットに足跡をつけたあと、御殿場線で国府津へ。その後乗り継いで茅ヶ崎から相模線へ。このあたりも昔乗りに来たりはしていなかったので初めての乗車になります。


このあとは八王子に出て、八高線、川越線経由で川越へ。そこから埼京線に乗り継いで高田馬場から帰宅という流れだったのですが、このあたりからその辺でいくらでも走っている車両を写真にとってもなあという気持ちになってしまったので、八高線だの川越線だのは撮っていません。正直眠くて半分寝てました。


こんな感じで帰宅しました。関東近郊のJR線は大分乗りつぶしが進んできました。そろそろ仕上げに入る感じで、また乗りに行こうと思います。(18年2月現在で関東JRの未乗車路線は五日市線、青梅線の青梅以遠、八高線の高麗川以北、吾妻線)


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常磐ぐだぐだ紀行 [旅行]

この前の鳥取方面旅行で買った18きっぷがまだ3日分残っているので、有給取って乗り鉄へ。ということで、この日は水郡線と磐越東線方面に行ってきました。
(なお、この項は2018年2月25日に書いています)

始発で出て我孫子発の常磐線に乗り継いでまずは水戸へ。

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すでに新型E130系が配備されていますね。水郡線は郡山までの本線と常陸太田への支線があり、まずは支線から。

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水戸のベッドタウンとして開発が進んでいてきれいな駅でした。まあ、列車内にも掲示されてた移住の際の特典をアピールする市の広告を見るに、苦戦はしていそうですが。

例によってすぐに折り返して郡山方面へ。

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分岐駅の上菅谷で待っていると郡山行が入ってきました。3両繋いでましたがほぼほぼ座席は埋まっていましたね。想像していたよりは乗客が多かったです。

その乗客も1両切り離す常陸大子あたりでかなり降りましたが、列車は山を超えて福島県へ。このあたりから雪が降ってきてちょっと心配しましたが無事郡山へ定刻通りに到着。

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この日は会津方面で大雪となっており、そっち方面はダイヤが大幅に乱れていました。西線の列車はご覧のような雪まみれ。郡山も非常に寒かったです。

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予定していた磐越東線の時間まではかなりあるので、まずはゲーセンへ。QMAとリフレクであしあとをつけたあと、駅のフードコートで喜多方ラーメンを食べてきました。喜多方ラーメンは太麺とあまり脂の多くないスープで自分は好きです。本場にも行ってみたいところです。

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食事後、磐越東線へ。郡山に近いあたりでは雪が積もっている場所もありましたが、特に遅れもなく。離れるごとに雪は減っていき終点のいわきには定刻通りの到着でした。

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いわきから勝田まで普通列車で常磐線を移動したあと、勝田からは翌日のダイヤ改正を控えてこの日で廃止となる特急フレッシュひたちに乗車。すでに車内設備は翌日から走る「ひたち」「ときわ」の案内になっていました。まあ、特急の名称について色んな意見を持っている人はいると思いますが、個人的には「スーパーなんとか」とか「フレッシュなんとか」というのはあまり好きではないので、「ひたち」「ときわ」に揃えたのはいいと思っています。


柏まで特急に乗って、この日の旅程は終了。18きっぷは残り2日分まだあるので、休みが取れる前提でまたどこか行きたいですね。

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鳥取岡山ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

【3月2日】鳥取→津山→岡山→総社→播州赤穂→新大阪→東京

前日の雨はあがり、ようやく晴れ間も見えてきた鳥取を早朝に出発。

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地方の拠点駅が軒並み高架化されているのは、踏切の問題とか駅舎の建て替えとか色々理由はあるのでしょうが、個人的には風情がないと感じるので残念。いや、便利にはなっているのでしょうが。

因美線でまずは智頭まで。時間帯的に通学列車なのは仕方ないのですが、地元のヤンキー高校生が大きな声で延々酒と煙草と女の話をしているのには居心地が悪くてさすがに辟易としました。南関東の通勤通学圏内だと(1時間も列車に乗ることがあまりないにせよ)もうあんまりこういうのはいないんじゃないですかね…。少なくとも近所では見ない。

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智頭津山間は、この列車を逃すと次は4時間以上あとになる過疎路線。中国山地を抜けつつ智頭から津山を経由して岡山へ。

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来るたびに工事をしている印象だった岡山駅ですが、ほぼ終わったんですかね。岡山には母方の実家があったり親類が結構いるのですが、今回も特にどこにも寄らずにおみやげだけ買って移動。吉備線と赤穂線を経由して再び兵庫県に入って播州赤穂へ。

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ちょっと降りてみようかと思い立って赤穂城址とか四十七士に関する展示を眺めてきました。城跡は写真の城垣と大石邸くらいしかないけど。


その後は姫路で新幹線に乗らず大正義新快速で新大阪まで戻ってから新幹線で帰ってきました。いや、いつ乗っても速くて便利ですよね新快速。今回は青春18きっぷなんで、さらにケチろうと思えば在来線で名古屋くらいまで行ってから新幹線に乗れば4000円くらい安くできますけど、さすがにそこまでの体力は残ってませんでした。


というわけで楽しい2日間でした。18きっぷは3日分残っているので、休みの調整をしてまた出かけたいと思います。


鳥取岡山ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

3月2日の月曜日に休みがとれたので乗り鉄でもしてこようかと思ってたのですが、ちょうど阪神競馬場で一口持っている馬がデビューするので、それを見るのを起点に旅行に出ました。青春18きっぷを使うのは本当に久しぶりです。

【3月1日】東京→新大阪→宝塚→福知山→鳥取

まずは阪神競馬場へ。一口持っている馬のデビューを見届けてきました。たまたま関西転勤中の友人が来ていたので一緒に観戦。

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昼休みにこの日からデビューの新人騎手のセレモニーがありました。初々しい競馬学校卒の二人と、とにかく「嬉しい」「幸せ」を連発したデムーロが印象的なインタビューでした。まあ、ターフビジョンにはもう一人新人騎手の紹介が書かれていたのですが、どういうわけかいませんでした。一体どうしたのでしょうか()。

なお自分の一口馬はパドックでは馬体は悪くなく見えたものの覇気は感じられず、そのとおりの競馬で惨敗でした。1回叩いて変わってくれればいいのですけど。

昼過ぎに友人と別れて乗り鉄開始。宝塚から福知山線で福知山へ。そこからは山陰線で豊岡、浜坂で乗り継いで鳥取まで。列車乗ってばかりだし雨降っててあまりウロウロしなかったので写真とかもあまり撮ってないのですが。

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223系→115系→キハ47系と大阪から離れるごとにローカル色がゆたかになる車両変遷を経て鳥取に到着。豊岡以降は殆ど人が乗っていませんでしたが、まあ日曜だしこんなものなのでしょうか。

鳥取でホテルに荷物をおいたあと食事へ。最初に駅前の定食屋みたいなところで地酒と刺し身焼物定食を。

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そのあと少し量的に物足りなかったのでさらに地酒と、北陸で食べられなかったのどぐろの焼物を。

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脂が乗って美味しかったです。満足してホテルで就寝。


2日めは後ほど。

信州ぐだぐだ紀行 [旅行]

有給が取れたので3セク転換される前に信越本線の未乗区間(長野~直江津)に乗ることを中心に、長野電鉄、長野新幹線に乗る日帰りの乗り鉄旅行をしてきました。天気予報は新潟や長野北部は雪が降るとの事だったのですが、直江津経由で長野に着く頃にはいい天気でしたね。まあ、東京よりははるかに寒かったけど。

合わせて善光寺に参詣したり信州そばを食べたりしてきましたが、今日は眠いので仮更新のみ。後々更新します。

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【追記 2014.12.10】

長野直江津間は単に往復乗るとかではなく、ほくほく線も使ってぐるっと1周回ってこようということで、まずは上越新幹線で越後湯沢、乗り換えて特急はくたかで直江津まで。天気予報では新潟・長野北部は雪とのことでしたが、越後湯沢での乗り換えですでに雨から一気に牡丹雪に変わって激しく降っており、寒い上にこの先雪で止まったりしないかなと不安になりましたが、電車が止まるようなことはなくてよかったです。2週間前にも乗ったはくたかも、多分今回が乗り納め。

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直江津では乗り換えに1時間くらいあったので適当にぶらぶらしようかと思ってたのですが、寒い上に雨、また駅近くには特に何もなさそうだったので心が折れてしまい、駅の蕎麦屋で謙信そばとかいうのを食べて時間つぶし。

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海苔と卵、それとイカ天が乗ったそばでした。寒かったせいもあるのかもしれませんが、それを差し引いても駅の立ち食いそば・うどん店の中では上位の美味しさじゃないですかね。後で調べたらもずくそばが有名なようですね。評判になるだけのものはあると思います。

ここからは信越線へ。各駅停車の妙高号で長野まで。

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各停だけど車両は特急形でした。これも3セクになるとこの区間を走ることはなくなるのでしょうね。最初見たときには過疎時間帯で2時間に1本とはいえ189系6両は輸送力過剰じゃないかと思いましたが、長野に近づく頃には満席でしたね。思ったより人は多かったです。妙高高原あたりでは結構雪も降っていましたが、長野に着く頃には晴れてきました。日頃の行いですね(

長野についたあと、時間に余裕があるので善光寺へ。

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国宝の本堂に入ってお参りしたあと、「お戒壇めぐり」というのをやってきました。本堂の下にある明かりのない回廊をたどって本尊の下にある極楽浄土の錠前に触れてくると来世のご利益が得られるというものなんですが、これが本当に暗黒で何も見えない。壁に手を伝わせながらおっかなびっくりすすんで錠前に触って帰ってきました。これ、経験者によると人の多い時ならいろんな人の気配があるのでそこまで怖くもないらしいのですが、自分の入った時には前後に誰もいなかったので状況が全くつかめず、どこまで回廊が続くのかわからないので本当に怖かったです。上に戻る階段があらわれた時にはほっとしました。


資料館を見たあと参道で買ったおやきを食べながら長野駅に戻って乗りつぶしへ復帰。この日の目的2番目の長野電鉄へ。

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長野電鉄はかつて関東で走っていて引退した車両を買い受けて運行しており、各駅停車は東急の8500系、特急は小田急ロマンスカーと成田エクスプレスが走っています。今回は時間が合わなかったのでロマンスカー改めゆけむり号で終点の湯田中まで。

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車窓からはうっすら雪化粧した信濃の山々が眺められました。ロマンスカー車両の場合、早めに並んでいれば先頭のパノラマ席を確保して前面に見ることができます。残念ながらこの日はすでにパノラマ席は埋まってましたけど。

湯田中は温泉街であり、また志賀高原などへの玄関口ですが、今回は風呂にはいるつもりもその先へ行くつもりもなかったので、コンビニで飲み物買ってすぐに折り返しました。

戻ったあと、せっかくなので新幹線の乗り換え前に信州そばを。

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そして、北陸新幹線開業を前に工事の続く長野駅から、この日の目的3番目の長野新幹線へ。

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車両は北陸新幹線で使用されるE7系でした。全席に電源が用意されているあたりが最新鋭という感じです。また、東海道・山陽新幹線の700系で採用されて以降新幹線に多く見られるアヒル型のものではなく500系に近い流線型の車両は格好いいと思います。子供ウケするんじゃないでしょうか。


このE7系で東京駅まで帰ってきて今回の旅は終了でした。残念だったのは、最後に妙典まで帰ってくる東西線が通勤ラッシュ時のうえ、車両故障の影響で大幅にダイヤが乱れていて、混雑と遅さで旅の雰囲気が一気に吹っ飛んだことですかねw。できれば家につくまで旅行気分でいたいものなのですが。


北九州ぐだぐだ紀行(その3) [旅行]

【8月13日】福岡・大分の残り路線

3日目は福岡・大分の内陸路線で未乗の路線へ。また博多を6時過ぎに出て、まずは原田から筑豊本線、後藤寺線、日田彦山線を経由して、昨日はゆふいんの森で通り過ぎた日田駅まで。ここに至るまでの各駅の駅名標などに、国鉄時代のものがまだまだ残っていて懐かしいです。最近は近所ではもう見られないんですよね。

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少し時間が合ったので駅の中をぶらぶらしていたのですが、ローカル線のターミナル駅に見られる、線路が収束して単線が彼方へ消えていく風景が好きです。遠くまで来たという気持ちに浸ることができます。

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ここで折り返して日田彦山線を今度は北へ。道中の風景はかつて炭鉱で栄え今はさびれていった町並みを見ることができました。北九州市からそう遠くないベッドタウンとして再生することはできるのでしょうか。

終点の小倉で昼飯を取ったあと、筑豊本線の残り区間と篠栗線を経由して博多まで。

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キハ40ながら町並みを走る若松方面と、直方から博多への通勤路線として機能する篠栗線方面とも都市を走る列車という印象。そして、最後に香椎線に乗ってJR九州はこれで完乗となりました。

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終点標とひまわりが迎える夕刻の宇美駅で写真を取って今回の旅程は終了。博多に戻って食事をし、1泊したあと翌日に東京に戻ってきました。



昨冬同様に乗りつぶしを主目的に回ってきて、車窓を眺めているだけでも楽しかったんですが、やっぱり切符の有効期限という制約のもとで目一杯詰め込んだ日程だから余裕はあまりないし、お尻も痛くなるし、ということで、好きでやっていることではあるんですがもう少し落ち着いた旅行がしたいなあとは思いました。次に長期の休暇が取れたら九州以外になるでしょうけど、とはいえ九州の各地はいずれまた観光に行きたいとは思います。

北九州ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

【8月12日】三角線・豊肥本線・久大本線

2日目はまず三角線から。ホテルから熊本駅へ向かうのに市電を使ったところ信号に引っかかりまくって危うく乗り遅れるところでした。夜ホテルに行くときは10分くらいだったのに20分もかかるとは。

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車窓には有明海が広がります。この日は曇っていたのであまり遠くまでは見えませんでしたが…。そういや途中の波多浦で若い女の子たちが10人くらい降りて行ったりしましたが、なにかあるのでしょうかね。観光客っぽくは見えなかったのですが。

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終点の三角駅へ。三角港は島原への玄関口。この港は魚心くんの本体ことお雇い外国人ムルデルによる設計と施工ということで利根運河と同じです。まあ、ゆるキャラはここにはいませんが…。

熊本に戻ったあと、九州横断特急で大分へ。今回唯一指定席が取れなかった九州横断特急は自由席に立席が出る満員でした。高速バスとの競合もあるしここで満席は予想外でしたね。早めに並んでいたので座れましたが、景色のいいほうを選ぶ余裕はありませんでした。それでも阿蘇の山並みを眺めつつ駅弁で昼飯。今回は出水の黒毛和牛焼肉弁当を。

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大分到着後は少し買い物したあと由布院へ。本当は大分で何か美味しいものでも食べて行きたかったんですが。由布院は駅舎も町並みも中途半端に綺麗で思っていたところとは違っていました。なんというか軽井沢みたいな感じで、あんまり趣がなかったです。

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ここでもおみやげ屋なんかをぶらぶらして、特急ゆふいんの森で博多へ戻りました。

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外装は綺麗ですし、内装も改造されているのですが、乗り心地とかがそこまでいいというわけでもなかったです。まあグリーン車じゃないんだからそんなものかもしれませんが、普通の特急列車という感じでしたね。


それにしても、由布院は外国人の観光客、それも韓国人と中国人がたくさんいました。ゆふいんの森も半分以上はそんな感じ。もちろん、海外からたくさん観光客が来るのはいいことなんですが、中韓の人をみていると彼らの国の反日というのが一体なんなのか、ちょっと思うところがありました。


博多到着後は少しゲームしてホテルへ撤収。3日目は次項に。

北九州ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

今年の夏は長期の休みが取れるか微妙だったのですが、休み取れた+宿取れたと条件が揃ったので旅行に行くことにしました。今回は昨冬の続きとなる北九州の乗りつぶしです。やはりアラウンド九州きっぷを使用して特急をフルに使って乗り回してきました。
今回は前回以上に書くことがないんですが、記録を残しておきます。


【8月10日】東京→博多

昼過ぎの新幹線で博多に向かう予定だったのですが、あいにくの台風。速度が遅いのと微妙に進路が東偏したこともあり、午前10時頃に兵庫県上陸ということで、山陽新幹線が断続的に上陸後2時間ほど止まっていました。ちゃんと動くか不安だったのですが、東京駅では若干の遅れで運転との案内。結局定時より5分遅れで出発し、名古屋で定刻に追いつくというお盆の過密ダイヤとは思えない回復運転ぶりでしたが、流石に山陽区間は台風の影響が残っていて博多到着は15分遅れでした。まあ、このくらいならしょうがないです。着いてなにより。
その後食事して軽くゲーセンへと思ったのですが、そのあたりから激しい偏頭痛に襲われてどうにもならなくなったので、店対1回だけやって足跡だけ残して脂汗をながしつつホテルへ行って就寝。


【8月11日】博多→佐賀・長崎方面→熊本

11日は佐賀・長崎方面の乗りつぶしと鹿児島本線の未乗区間(大牟田-熊本)が目標。まずは朝6時に博多駅で地下鉄に乗りそのまま直通の筑肥線へ。西唐津まで乗ったあと、折り返しの伊万里行きで終点まで。

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松浦鉄道との乗換駅ですが、今回は時間の都合で折り返して唐津へ戻ります。

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唐津・伊万里とも焼き物の街でもありますが、駅にいては残念ながらよくわからない。幡随院長兵衛なんていうQMAで聞いたような名前も見えましたが、まあいずれまた来るとして今日は佐賀へ向かいます。

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九州各地でおなじみのキハ40でのどかな車窓を眺めつつ佐賀へ。6年ぶりですが、今日は乗り換えのみ。ここから特急で佐世保へ。ただ、乗る予定だった特急に急病人が出て30分近く遅れました。これが後で影響します。

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14年前に仕事で来た時には飛行機+バスだったので、鉄道でははじめての到達。これでJRの東西南北の端に到達しました。まあ西については、昔は松浦線(現松浦鉄道)の西平戸駅でしたから、そこまで行きたいとは思っているのですが、それはまたということで。
乗り換えまで1時間ちょっとの待ち合わせがあったのと、長崎では時間的に食べに行くのが無理そうだったので、ここで遅めの昼食をちゃんぽんで。14年前も駅の下のちゃんぽん屋で食べたのですが、おなじ店だったかもしれません。美味しかったです。

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港をぶらぶらしたあと、大村線→長崎本線長与支線へ乗り換え。途中ハウステンボスを通ったのですが、自分の乗った普通列車にもかなりの客が乗ってきました。バスとか博多からの特急だけに客が行っているわけではないんですね。かなりの盛況で立て直しがうまく行ったことを感じさせます。そんな混雑状態の列車は長崎へ。

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終点標に趣があります。高校の修学旅行で来て観光していますが、もうすっかり忘れているのでまたいつか来たいところです。

これで特急で折り返せば長崎本線も完了というところだったのですが、折り返しの電車が定時に来ない。どうも昼間の遅れがまだ影響していて終始10-15分くらいの遅れになっていたようです。鳥栖で熊本方面の特急有明に乗り換えるための待ち合わせ時間は5分。これは難しいかなと思ったのですが、鳥栖駅で待っていてくれました。なんとか乗り継げて22時過ぎに熊本に到着。ホテルの近くにゲーセンもあったみたいですが、疲れていたのでそのまま寝てしまい1日目終了。


2日目以降は次項に。

2月28日のQMA [旅行]

天気が悪いのかと思っていたら思いの外晴れていて、朝の内に散髪に行ったあとでこのままQMAするのもなーという気分になり、本当に思いつきで押上へ。

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そのうち行ってみようとは思っていた東京スカイツリーへ。外国人やら家族連れやらも多かったですが、流石に開業から2年近くも経つと平日の昼間に人が大挙して並んでいるということもなくて10分ほどチケットの列に並ぶと中に入れました。とりあえず、エレベーターが速くて素直にすげえという感想を持ちました。

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東京タワーを下にみる。かつて特別展望台にも行きましたし、それとは別に階段で展望台に登ったりと東京タワー自体も思い出深いですが、スカイツリーは2段くらい高いですね。

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妙典方面を向いて。まあ、流石にうちのマンションが視認できるわけはないのですが、江戸川が流れていて、煙突があって…といったところまでは確認できるのは、うん、単純ですが感慨深いです。

今日は遠くの方は霞んでいて富士山とか房総半島までは見えませんでしたが、それでも十分高層からの光景は楽しめました。ところで西の方に小さくキラキラ光っているものがあって、なにかと聞いたところ西武ドームだったようです。まあ、光っているぶんにはいいのですが、できれば今年は遠くから見ても見えるような炎上がないように願いたいものです。

まあ、3000円も出して何度も行くところではないかなとは思いますが、他では見れない景色ではありますし、いずれ夜景も見てみたいとは思いました。



その後は適当に飯食ったりしてぶらぶら。QMAは神保町で1回だけ越境クマフィーを取るためにプレーして2位でした。




南九州ぐだぐだ紀行(その3) [旅行]

旅行記の続き。これで、最後まで行けるかな。

【25日】鹿児島中央→川内→鹿児島中央→枕崎→鹿児島中央→宮崎→志布志

この日は、まず鹿児島本線の末端部分を乗りつぶしに川内へ。冬休みに入って学生もいないだろうと思ってたのですが、いっぱい乗ってました。まだ冬休みではなかったのか、あるいは部活動か。まあ、一応座れたしたくさんの女子高生が乗っているのを見るのは眼福(
川内まで行ったあと新幹線で引き返し、指宿枕崎線へ。まずは観光特急「指宿のたまて箱」で指宿へ。

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これもベースはキハ40ですが大幅に改造され、海側の座席は外に向けて錦江湾と桜島の景色を十分に眺めることができるようになっています。車内販売の地元産のプリンも美味しかった。1時間ほどで指宿についたあと、乗り換えに30分ほど時間があったので足湯に浸かったりして次の列車を待ちます。ここからはJR最南端を経由して枕崎へ。

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JR最南端の駅、西大山。無人駅ですが、ここで撮影したりする時間がダイヤ上確保されているJR九州は素晴らしいと思います。この駅に来るために乗りに来る鉄道ファンがそんなにたくさんいるわけではないでしょうけど、その心遣いは鉄道ファンの支持にはつながると思うんですよね。

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沿線から見える開聞岳。標高は1000mもないですが、近くでみると稜線が綺麗で雄大です。

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枕崎駅に到達。最北端の稚内から1本で辿れる線路で最も遠い場所にあります。文字通りの終点駅。いつか来てみたかった駅であり、感慨はあります。もっとも、駅近くにスーパーマーケットや食事できる場所もあるので、四国の甲浦駅や海部駅のような本当になんにもないという終末感はありませんでしたが。

これでJRの東、北、南の果ては到達。あとは西の佐世保駅。佐世保には仕事の関係で長崎空港からバスで行ったことはあるのですが、鉄道では未達なのでいずれ行きたいと思います。

このあとは鹿児島中央に戻り、特急で宮崎へ。そこから日南線に乗り継いでこの日の宿泊場所である志布志まで。(駅舎は翌朝撮影)

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これも夜の乗車だったため、沿線の風景は見れず。途中まではそれなりに乗客もいましたが、南郷を過ぎた辺りから2両編成の列車に自分しか乗っていなかったように思います。翌朝の始発のための送り込みを兼ねているから客なしでもいいのかもしれませんけど、ローカル線の営業の厳しい現実がかいま見えます。


【26日】志布志→南宮崎→宮崎空港→博多
【27日】博多→東京

最初は志布志からバスで都城に出ようと考えていたのですが、少し寝坊したため日南線を折り返すことに。車窓には宮崎の海が広がる景色のいい場所もありました。やっぱりどうせ乗るなら明るい時間に乗りたいものですね。宮崎に戻って空港線を乗りつぶし、宮崎空港で昼飯を食べたあと、博多行き特急までの時間があったのでラウンドワン宮崎へ。

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ラウンドワンはどこに行ってもラウンドワンですね。特色がないのは、はたしていいんだか悪いんだか。

このあとは日豊本線を乗り通すため「にちりんシーガイア」で博多まで移動。今回の旅行では駅弁中心であまりお店に入って食事をしていなかったのでお寿司を食べてきてからホテルで就寝。翌27日はあまりすることも見当たらなかったので、早めの新幹線に切り替えて東京に帰って来ました。


まあ、こんなかんじで列車乗ってばかりの旅行でした。会社の人とかにこういう旅行の話をすると「ほんとうに楽しいのか」というような反応を受けたりしますが、当然自分にとっては初めて行く遠方の地に訪れるだけで楽しいです。ここまで鉄道乗りっぱなしの旅程になるのは自分の旅行の中でもなかなかないと思いますが、今後もいつか取れるであろう長期の休みのために、時刻表を見ながら旅行の計画を立てておこうと思います。



南九州ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

というわけで、旅行記の続き。

【24日(その2)】人吉→隼人→都城→吉松→隼人→鹿児島中央

人吉から吉松の山越えの区間は、いさぶろう・しんぺい号という観光列車に乗っての移動になります。

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大幅に改造し九州の観光列車独特の木製内装を施された車内は、とてもキハ40とは思えません。魔改造ここにいたる。この列車がわずか4駅の区間を1時間30分掛けて進んでいきます。

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QMAのエフェクト問題でもお馴染みの大畑駅。日本で唯一のスイッチバックと大ループ線を併せ持つ珍しい駅。

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霧島連山を向こうに見る沿線随一の絶景ポイント。空が澄んでいれば桜島まで見通せるようですが、この日は見えず。

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真幸駅のスイッチバックとななつ星の専用停車票。豪華寝台特急もこの駅を訪れます。

駅や観光ポイントごとに時間を取ってそこに展示されている蒸気機関車などの過去の遺産や景色を見せてくれるなど、観光列車として紹介すべき場所できっちり時間を取ってくれるのが素晴らしいと思いました。


肥薩線とこの後乗る予定の吉都線は吉松で分岐しているのですが、接続の関係でここで乗り換えると肥薩線の残りの部分がうまく乗れないため、まず肥薩線の残り部分を乗って隼人へ。その後日豊線の特急きりしまで都城へ移動。そこから吉都線に乗って吉松へ戻ってくることにしました。

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都城から吉都線で再度吉松へ、そのまま直通で隼人まで。3時間ほど普通列車を乗り通しました。ただ、もうすでに外が暗くなっていたため、沿線の景色を殆ど見られなかったのが残念です。周囲にあかりがないので駅以外では本当に何も見えませんしね。初めて乗る列車は昼間に乗りたいものです。

隼人で30分待って日豊本線の普通列車で鹿児島中央へ。隼人では4分差で先に特急が出てしまっていたのですが、このあたり連絡取るようにしてくれればいいのにと思うんですけどねえ。まあ、普段そのような乗り継ぎをする人がほとんどいないんでしょうけど。

鹿児島着は22時。ホテルに入ったあと天文館の方へ食事に行き、リバティでQMA。

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スペースが広くていいですね。自分が行くゲーセンは割と狭いところが多いので、広いゲーセンは羨ましいです。まあ、東京だと賃料の問題からなかなか難しいところはあるでしょうけど。


思ったより長くなりそうなので、続きは次の記事に。

南九州ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

TwitterではことあるごとにTweetしてたので、Twilog見れば用は足りるのではないかと思わなくもないのですが、忘れないうちに書き残しておきます。

23日から27日まで南九州方面のJR各線に乗りに行ってきました。いつもの旅行なら何らかの観光なんかを入れるのですが、今回は競馬場も近くにないし切符の期間の制約もあるので、無駄なく列車に乗るスケジュールだけ立てて出発しました。本当なら、もう少し余裕をもった旅程にしたいんですけどね。ただ、ここ最近の状況からすると1週間休みを取るというのも難しくなってきそうですし、今後も行ける時に詰め込むことになりそうです。


【23日】東京→博多

昼過ぎの新幹線で博多へ。博多まで乗り通す人なんて少ないので山陽区間に入ったらガラガラかなと思ってたのですが、3連休の最終日ということもあって新大阪から多くの乗客が乗ってきたため割と博多まで人が多かったですね。
ついたあとは翌日からの切符の購入と指定席券の発行手続き。こんかいは「アラウンド九州きっぷ」という九州新幹線も含めたJR九州全線特急まで乗り放題の切符で回ることにしました。九州新幹線開業後しばらくは、特急まで有効のフリー型の切符はなかったのですが、九州新幹線や一連の観光特急の乗車率が落ちてきているのでしょうか。

食事してホテルに入ったあと、時間があったので軽くQMAしに博多ヨドバシへ。

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九州ランキングだと自分は魔法石も優勝回数も一桁に入るのですが、QMA4とか6のころは10位台だったので店舗の撤退とかの影響を感じます。関東はまだまだ恵まれてますね。


【24日(その1)】博多→鹿児島中央→熊本→人吉

24日は九州新幹線と肥薩線・吉都線に乗るのが主目的。
まず、7:53のさくらで鹿児島中央へ。

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新幹線の終端ということで。駅終端の終点の標識を見ると乗り通したという気分になります。子供の頃は、いずれここまで1本で来れるのかなと思ってましたがそれはかなわず。今日は鹿児島に泊まる予定なのでここで荷物を預け、頼まれたさつま揚げを買って各所に送ってから熊本まで折り返し。

熊本からは肥薩線方面へ。それにしても、熊本駅のおみやげ屋はくまモンだらけでしたね。いつまでブーム続くのだろう。それとも定着して30年後もまだくまモンが熊本のキャラとして今のように置かれ続けているのでしょうか。

肥薩線は球磨川沿いに上流へと向かう人吉までの区間、スイッチバックとループ線で急勾配を越えていく吉松までの区間、霧島ふもとの温泉街などを抜けていく隼人までの3区間分かれます。まずは最初の区間を九州横断特急で。

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なんというか、少し霞んでいる山と木々の間を流れていく川というのは日本の原風景という気になりますね。なんとなくいい気分になります。この景色を見つつ熊本で買ったあなごおこわ飯を食べていると人吉へ。

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ここから先は山越えの区間になりますが、ここで一旦項を分けます。

伊勢志摩ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

(この記事は2012年3月10-11日に伊勢志摩に乗り鉄旅行に行ったときのものです。書いたのは2019年2月5日です。そのうち然るべき日付の場所に配置します)

【3月11日】津→名古屋→リニア・鉄道館→中京競馬場

津駅を8時くらいに発車する近鉄特急で名古屋へ。駅でスポーツ新聞を購入して競馬に備えます。

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ほぼ全紙、一面はイーグルスからドラゴンズに移籍した山崎武司でした。店で見出しを見たときにはさすが東海地方とか思ってましたが、この日は東日本大震災からちょうど1年の日。それを考えれば名古屋地区で山崎武司が強調されるのは当然の日ではありました。

名古屋へ着いたあとは、まずはあおなみ線でリニア・鉄道館へ。

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リニアや新幹線などJR東海の誇る最新の車両や国鉄時代の古い車両がふんだんに飾られていて、鉄道ファンなら1度は訪れてみてもいいのではないでしょうか。大宮にはないものも多いですしね。

このとき印象に残ったのが、車両の写真を取っている子どもがDSiとか3DSなどの携帯ゲーム機で撮っていることだったんですよね。DSiにカメラが着いたとき割とこんなしょぼい(多分VGA)機能じゃ使わないのではという批判が起こっていましたが、これを見ると正解だったのだなと感じました。(まあこのときはということで、2018年の今はまた違ったことになっているでしょうが)

しばらく見たあと名古屋に戻り、中京競馬場へ。

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改修され3月に新装されたばかりの中京競馬場ということで、建物もとてもきれいでした。4角に向かっての長い直線が印象的でしたが、まあ新潟にしろ中京にしろ、どこも東京のような直線長い競馬場にしなくてもいいのにという個人的な思いも。

食事したあとメインレースまでは馬券を買って遊んでました。途中、大震災から1年ということで黙祷を捧げる時間も。ご冥福をお祈りし、生きていく中で経済活動に携わることで復興になにがしかの役割を果たせればと思います。

メインまで見たところで競馬場を出て名古屋へ。駅ビルのレストランで食事して帰宅しました。


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なお、競馬場では館内で食事の際に食券を持っているにもかかわらず順番をすっぽかされたりで機嫌が悪くなったりしてたのですが、馬券は妙に好調で万馬券を2発的中(前者700倍、後者150倍)。旅行代を全額カバーした上に余裕で余りが出るという旅打ち史上に残る大勝ちになったため、帰りはグリーン車で帰るという豪遊でした。まあ、たまにはこういうこともあってもいいよね。


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